西大泉・堤稲荷神社(四面塔稲荷)
実家への行き帰り、この神社前を通る。バイク運転中なのでぺこりと頭を下げるだけなのだけれど、今日は手を合わせに立ち寄ってみた。
鳥居脇の石塔には「堤稲荷」と彫られているけれど、交差点の信号には「四面塔稲荷」とかかれているので、前々から不思議に思っていた。説明板を読むと、昔ここに四面の題目塔があったそうで、そこから「四面塔稲荷」とも呼ばれるようになったらしい。なるほど。
わりと広い神社で、夏には境内に盆踊りの櫓が建てられる。お祭りはいいよね~。
神狐は、片方は巻物をくわえている。もう片方はなにもくわえていないし、なにも持っていないなぁ。でも、古そうな台座には、子狐といっしょの姿が彫られている。巻物くわえている方の台座には一匹の狐。お父さん狐でしょうか?
拝殿前の石灯籠の台座には、向かって左が鶴、右が亀が彫られていますね。
本殿の棟札には「元治二年」と書かれているそうで、江戸時代末期に造られたみたいです。彫り物が見事です。
摂社に御嶽神社がある。「御嶽神社」は蔵王権現を祀った神社だそうです。
近所にいとこが住んでいるので、子どものころから見ていた神社だったけれど、ちゃんと見ると興味深いものですね~。