続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

当世ガチャガチャ見聞録

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 先日、池袋・サンシャイン60内にある「ガシャポンのデパート」に行ってきた。
ガシャポン」とは、コインを入れハンドルを回すとカプセルに入った商品が出てくるという、おなじみのマシーンのこと。「ガチャガチャ」「ガチャポン」など、いろいろな呼び方があるけれど、私が馴染みがあるのは「ガチャガチャ」だなー。
 私が子どもの頃は10円玉2枚入れるタイプが主流だった。一番古い記憶だと、商品はスーパーカー消しゴム。お歳暮などにもらうクッキー缶いっぱいに集めたものだ。小遣いのほとんどをつぎ込んでいたのではないだろうか? それなのに、今では手許に1個も残っていない……。ウルトラマン消しゴムとか、キン肉マン消しゴムなんかも集めた。『マカロニほうれん荘』や『うる星やつら』のもあった。おぼろげな記憶では『まことちゃん』に登場する「まこと虫」なんかもあったなぁ。
 50を過ぎた今でもガチャガチャはわりと好きで、買い物先のスーパーに設置されているマシーンは、ちょいちょいチェックしている。
 そんな私なので、ガシャポンのデパートには興味を持っておりました。
 いざ行ってみると……いや、すごい台数だ!

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 その数3000台以上! こんな密集地帯、見たことない!

 ガチャガチャの世界はどんどん発展している。アニメなどのキャラクター物はもちろんだけれど、「え? こんなものまで?」というものもある。また、ダンゴムシや亀、ダイオウグソクムシなど球体に近い形になる生き物のフィギュアは、カプセルすら不要になっているものもある。
 そして、これまで「捨てるもの」であったカプセルを利用した商品も出てきている。こちらは、カプセルがドレスの一部になる商品。発想と工夫に、いたく感心する。

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 大人になってガチャガチャから遠ざかっていた方は、その値段にも驚くでしょう。このガチャガチャは1回500円。技術が向上すれば、お値段も向上するのですな。今どき、20円でできるガチャガチャはないのです。安くて100円。200~500円が主流なのかな。ときには1000円を超えるものもあります。

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 高いか安いかは本人次第。私なんかはガチャガチャで500円なんて聞くとビビる古い世代だけれど、リサ・ラーソンのものが500円となれば安いと思うわけでして。ただ、欲しいものが出てくるとは限らないのが、ガチャガチャの怖いところであり、魅力ですなー。

 車やバイクなどのミニチュアを手許に置きたいと思う心理は、たいへんよくわかる。けれど今、日常見かけるあらゆるものがミニチュアになり、ガチャガチャのカプセルに入っている。

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「かわいい」と思う感性は人それぞれ。小さくなると、たいていのものがかわいく見えたりする。でも、それだけではなく、最近は人形と組み合わせて使うのに好まれてもいるようだ。ドールハウスという趣味の世界は昔からある。そういうものの流れもあるように思う。家具や工具なんかは、だいたい1/12スケールに合う感じじゃないのかな? なので、うちのコルクンたちには、ちょっと大きいのです。

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  ヘンテコなものもありまして。ツボにはまると「ぜひ欲しい!」となるのだけれど、ツボにはまらなければ意味不明の品。何がツボにはまるか自分でもわからないので、ガチャチェックは欠かせません。

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 なんと、家政婦・志麻さんのグッズまで!

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 会場全体をぐるっと見て回ったのだけれど、今回、お目当てのガチャガチャは設置されていなかった。3000台とは言っても、同じ商品を入れたマシーンが何台もあるので、実質2000台くらい? それでも充分すごい。
 見て回るだけでも、商品のアイデアに刺激されるから、けっこうおもしろい。また機会があったら行ってみよう。

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ゆうパック・ミステリー(そうでもなかった)

 先日、我が家で不可解なことが起こった。
 午後1時ごろ帰宅した私は、郵便受けにゆうパックの不在連絡票が入っていることに気づいた。私宛になっている。不在連絡票が投函された時刻は午後12時10分。私が帰宅する少し前だ。
 だが、妻はその時間、在宅していたと言う。それに玄関前には宅配ボックスを置いているので、不在ならそこに入れておいてもらえることになっている。配達物は冷凍でも冷蔵でもないし、ボックスに入らない大きさでもないようだ。必ず手渡しでないといけないようなものでもない。
 配達員さんが在宅の確認をしなかったのか? はたまた、妻がうたたねでもして呼び鈴に気づかなかったのか? ともかく、再配達してもらえば済む話だ。
 ところが、不在連絡票に書かれた送り主は、私の知らない名前だった。不審に思い、問い合わせ番号で調べてみたところ、福岡より発送されている。福岡に友人は、ひとりいる。けれど、友人からではなかった。
 怪しい。最近は商品を勝手に送りつけて、こちらが受け取ったことを理由に商品代を請求してくるという詐欺があるとも聞いていた。
 少し悩んだが、受け取り拒否することにした。もし知人からの贈り物だったら、なんらかの連絡をくれるだろう。そのときは謝罪して勘弁してもらおう。
 郵便局のお客様センターに問い合わせると「そういうことならば再配達の連絡をしないでおけば、期限切れを迎え、送り主に戻される」と教えてくれた。その策で行くことに決定した。
 ところが翌日、配達員さんが再度配達に来てくれた。私は留守で、妻が対応し、受け取り拒否の旨を伝えた。その際、送り主の住所をみたのだが、福岡ではなく新潟となっていたと言う。新潟となれば、親戚がたくさんいる。しかし、送り主の名前には、やはり覚えがない。
 しかし、この配達員さんのおかげで、ひとつの謎が解けた。うちの住所が間違っていて、階下の部屋番号が書かれていたのだ。前日の配達員さんはそのことに気づかず、階下の郵便受けに不在連絡票を入れたのだろう。階下の玄関には、宅配ボックスもない。そして階下の住人が間違いに気づき、我が家の郵便受けにそっと不在連絡票を入れてくれたのである。
 この配達員さんはとても親切な方で「受け取り拒否の旨はわかりました。でも、もしも、やっぱり受け取るとなったら、ご連絡ください」と、問い合わせ番号を書き写したメモを、妻に渡してくださった。
 さて、送り主が新潟在住だとわかれば、うっすら心当たりがある。先々月、個人的にはほとんど付き合いのない親戚がなくなり、その連絡を伯父からもらっていた。「香典出すなら、私が立て替えておくから、後日、私に送ってくれればいいよ」とのこと。私の亡くなった父とは年賀状をやり取りしていた方だったので、伯父にお願いすることにしたのだ。そのときの香典返しかもしれない。葬儀はたしか、亡くなった方のお孫さんが執り行ったので、荷の送り主はその方ではないだろうか?
 伯父に問い合わせると、やはりそうだった。どうりで覚えのない名前だった。発送場所が福岡だったのは、おそらく葬儀会社が手配したからであろう。
 そうとわかれば安心して受け取れる荷なのだけれど、再配達してもらうのはなんとも申し訳ない。少し遠いが、本局まで取りに行ってきた。
 無事お煎餅と羊羹の詰め合わせを受け取ることができて、ほっとひと安心。出かけたついでに、通りすがりのファミレスでモーニングを食べましたとさ。
 めでたし、めでたし。

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崎陽軒のシウマイブックカバーの作り方

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 崎陽軒のシウマイは、おいしいですね。私は醤油入れのひょうちゃんも集めているので、ときどき買って、楽しんでいます。今回のひょうちゃんは、こんな絵柄でした。

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 同じ絵柄であっても、表情とかが微妙に違っていたりして、それはそれで楽しめます。
 今回、「昔ながらのシウマイ 15個入り」を二箱購入したのですが、包み紙を見ているうちに「これでブックカバーを作ったらかわいいかも」と思いつきました。
 というわけで、包み紙は破らないよう、そっと開きましょう。

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 本を包んだときに、まるでシウマイの箱になるイメージでブックカバーを作っていきます。今回は四六版(128mm×188mm)の単行本のカバーを作ります。
 包み紙を切って貼り合わせるのですが、それぞれこのあたりで切るといいようです。のりしろになる部分も考えて切りましょう。

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 この2枚を貼り合わせます。貼り合わせた部分が、本の背になります。

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 腕に覚えのある方は、貼り合わせの際に、柄のつなぎ目も気にしてみましょう。合わせ目、わかりますか?

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 貼り合わせたら、本の大きさに合わせて上下を折ります。ぴったり同じ大きさに折るより、カバーの方がほんのわずかに大きいくらいにするといいでしょう。

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 上下が決まったら、本を包みます。簡単に両端を折り込むだけでもいいですが、本から外したカバーを包んでしまえば、読んでる最中にブックカバーがずれることもありません。その辺はお好みで。

 さて、ブックカバーは完成ですが、今回、紙袋に入ったようじもついていたので、これも使いましょう。しおりを作ります。
 まずは紙袋を丁寧に開きます。

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 シウマイの箱も使いましょう。ようじの袋の大きさに合わせ、縞模様が縦になるように切ります。油の染みてないところを選んでください。これ大事。

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 箱から切り取ったパーツをようじ袋で包むようにして、貼り合わせます。縞模様が見えるように。
 どうです? ようじが入っているみたいに見えませんか?

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 さあ、これで完成です。おいしそうな本のできあがり!
 シウマイをつまみに一杯やりながらの読書も、なかなかオツですよ。

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『TOVE/トーベ』

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『TOVE/トーベ』を観てきました。
 私はトーベ・ヤンソンについてさほど知りません。童話のムーミンシリーズは読んでいますし、展示会にも何度か行っているので、まったく知らないわけではないですが、深く知っているわけではありません。
 そういうこともあってか「思っていたのと違う」というのが最初の感想。ちょっと面食らうスタートではありましが、すぐに映画の世界に入っていくことができました。
 妻のある男性、夫のある女性を同時に愛してしまいますが、そこにはトーベの繊細さと真面目さが描かれていると感じました。
 トゥーリッキの登場には、心の中で拍手!「ああ、早くトーベの許に行ってあげて!」と、強く思いましたねー。
 ラストなんですが「ええっ!? もう終わり?」と、思わず口に出してしまいそうでした。もっと見せてほしかったー(苦笑)。
 私は特に繊細な部分に魅かれ、ムーミンの物語がより愛おしく感じられました。ムーミン、また読もうっと。
 

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「銀星通信」

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「銀星通信」という個人誌を発行していたことがあります。2000~2006年のこと。
 主人公・八雲晶は、大叔父から異世界にある、小ぢんまりとした物件と土地を引き継ぎます。そこで「銀星庵」という紅茶の喫茶店を始めるというストーリー。ストーリーとは言っても、思い付きの断片をつなぎ合わせたような、綱渡りの連載なのであります。
 もともとは、私の実家にコピー機が導入されたことが始まり。これを使って遊ばない手はないだろうと思い、「銀星通信」をスタートしました。
 B4用紙の両面に本文を写し、パタパタと折りたたんでホッチキスで留める。ページは切り離されていない状態で購入者の許に届き、購入者には最後の仕上げとも言うべき切り開き作業をしてもらうというシステムでした。代金は送料分の切手で、記念切手で支払った人にはおまけの冊子が付きます。

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 8号までは、おまけ冊子は本編とは別物と考えていて、本誌と関係ない話を書いたり、知り合いの作家や画家のお話や絵を使ったりしましたが、その後は本編のサイドストーリーを書くスタイルになりました。
 開始したときはまだパソコンではなく、ワープロでした。そのため、版下も手貼り。なかなか雑な個人誌でした。

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 さて、なんでそんなことを今さら書いているのかと言えば、この冊子を改めて「欲しい」と言ってくれた人があったからです。
 小さいころにこの冊子を読んだ(見た?)記憶があり、「どうしてもまた読みたくなったから、なんとかならないか?」という連絡をもらいました。私の旧友の息子さんからです。彼は記憶を頼りに、あるいはお母さんから訊いて、私のことを調べ、ブログやSNSから連絡をくれました。作家冥利に尽きる話ではありませんか!
 そんなわけで、今回、久しぶりに「銀星通信」を引っ張り出したわけであります。
 自分で書いておきながら、すっかり忘れている話もあり、なんだか新鮮でした。
 未完のまま、放ったらかしになってしまったお話で、申し訳ない気持ちが胸に広がります。ごめんなさい。

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豆本ワークショップ in ハッピーテラス・町田駅前教室

 8月24日、ハッピーテラス・町田駅前教室で、豆本とミニ紙バッグのワークショップを開きました。
 夏休みだというのに、コロナ禍で遠出もできない子どもたちに、少しでも楽しんでもらいたいです。

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 教室に行く前に、町田天満宮へお参り。

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 子どもたちに喜んでもらえるよう、祈願しました。
 そして木彫りの鷽鳥をいただきました。初穂料500円。
 鷽鳥をいただけるのは鷽替え神事のときのみの天満宮がほとんどなのですが、こちらでは通年いただけます。

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 今回のワークショップ参加者は、男の子ばかり10名ほど。女の子がいないのは、ちょっと珍しい。
 わいわい騒いでいる子もいましたが、概ね集中して作ってくれました。
 おかしいのは、騒いでいる子も後から「ここ、どうやるの?」と聞きにくること。だったら最初からきちんと聞いていればいいのですが、そこは小学生男子。騒ぎたい、でも作りたいという気持ち、わからなくもないです。来た道ですから(^^;

 最初にミニ紙バッグを、それから豆本を作りました。
 豆本ができあがると、さっそくミニ紙バッグに入れ、ご満悦のようす。

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 やっぱり、ワークショップはいいですね。目の前で嬉しそうな顔を見るられると、力をもらえます。
 早くコロナ禍が落ち着いて、あちこちでワークショップができるようになることを祈ります。

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豆本手帳に掲載!

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 遅ればせながら、日本豆本協会に入会し、会員証をいただきました。会員証も豆サイズ。しかも手作り!

 今回、入会のきっかけとなったのが、会報「豆本手帳」第10号に、コルクンたちの豆本を掲載してくださったこと。掲載にあたり、入会は必須条件ではありませんでしたが、ずっと気になってはいたので、いい機会だと思い、申し込んだ次第であります。

 先日、掲載号が届きました。

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 ジャーン! 表紙にもコルクン、載っています!
 掲載ページがこちらでーす。

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 今号の特集は「現代日本豆本作品名鑑2020」ということで、知り合いの豆本作家さんたちの作品も多数載っていて、嬉しかったなぁ。コルクンたちも、大喜びしています。

 日本豆本協会にご興味のある方は、こちらの公式サイトをご覧ください。
フロント (mamehonkyo.net)


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