豊島屋酒造 蔵開き
東村山市と所沢市の境目に、豊島屋酒造という酒蔵がある。16日はここが蔵開き。一般開放して、お酒を試飲させてくれたりする。にぎやかなイベントで、特設ステージを設け、演奏などの出し物もあるので、近所の人たちは楽しみにしている。私もそのひとりで、16日を指折り数えて待っていた。
とは言うものの、蔵開きに行くのは久しぶり。このイベントが始まったばかりのころ、2、3度行ったことがあるけれど、ここしばらく足が遠のいていた。
友人ふたりと所沢駅で待ち合わせ、タクシーで酒蔵へ。開場20分前に着いたのだけれど、すでに行列ができていた。そして、後から後からお客さんがやってくる。大行列となりました~! なんか、大イベントになってたんだな~。
とりあえず、最初の試飲に並ぶ。
ところが、並びながらようすを見ていると、慣れた人たちは奥へ奥へと入って行く。どうやらグループ内で、ステージ前のテーブルの場所取りをする係、限定販売のお酒を買う係と、手分けしているらしい。これはいけないと、友人を残し場所取りに向かったけれど、すでに手遅れ。テーブルは全部埋まっていた。うーん、さすがに常連は手際がいい。
仕方ないので、おとなしく試飲コーナーを巡る。こちらももちろん、行列です。
かめ口から直接汲んでくれる試飲もあった。脇には仕込み水も置かれている。こういうの、楽しいね。酒蔵ならでは。
会場内には販売コーナーがあちこちにあり、限定酒、酒粕などが売られている。
販売コーナーの中に、ちょっと雰囲気が違う、華やかなコーナーがあった。きれいなイラストが販売されている。なんと、イラストレーターの苗村さとみさんのコーナーだった。しかも、ご本人もいるではないか!
今回、限定酒のラベルを手掛けているらしい。思いがけずファンタジーの香りを嗅ぐことができ、ちょっと嬉しかった。
苗村さとみさんのホームページはこちら。ブログには、今回の蔵開きのことも書かれてました~。
http://genso-planet.jimdo.com/
ステージ前で座ることは諦め、立ち飲み。樽酒を枡でいただき、蔵開き感を楽しむ。
残念だったのが「酒ぶたつかみどり」。やりたいと思っていたけれど、ちびっこ限定でした~(笑)。わりとコレクターがいるらしいっす。子どもは嬉しそうでした。
お酒を買って、場所を移動。近くに熊野神社があり、その隣が公園になっている。テーブルもあるので、ここで宴会。じつはおつまみ、作って持ってきてました~。
あたたかな日だったので、気分よかったです!
ここは西武新宿線が脇を走っているので、鉄道ファンなら、電車もつまみになるんじゃないでしょうか?
来年の蔵開きも、いい天気だといいな~。