「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」展
ともかく、ポスター、チラシの回収など、東博側が誠心誠意がんばったおかげで、無事開催にたどり着いてくれた。楽しみにしていたので、本当によかった。
こちらは彫刻の白菜を見る前に、手持ちのチケットと交換されたもの。ちゃんと「國立」が入っている。
「彫刻の白菜」については後で触れます。今回、一番楽しみにしていた展示物なのだけれど、東博に着いたときには2時間待ちの大行列。
白菜のためだけの行列ですよ、これ! これに並ぶのは嫌なので、他の展示を先に見ることにした。
まずは東洋館。こちらは故宮博物院とは関係のない展示。すいていたので、仏像などをのんびり眺めることができた。すごくきれいに改装されていた。
見ているうちに土砂降りとなる。行列に並んでいなくて、よかった~。
次に平成館に行き、白菜以外の故宮博物院の展示を見る。書はよくわからないけれど、陶器とか刺繍とか、美しいですね~。
順路最後に「人と熊」の彫刻が展示されていた。こちらも今回、楽しみにしていたひと品。
黒い熊と白い子供が、ダンスをしているかのような彫刻。これ、違う色の石をくっつけて作ったのではなく、自然な状態で白黒になっている石を彫ったもの。すごいね~! 楽しいね~!
同じように、石の特徴を生かして彫られたのが、この白菜です。
ヒスイの白と緑、そして透明感が存分に生かされた彫刻! 葉の重なりが、石の透明感と相まって、さらに下にある葉まで見えるかのよう。キリギリスなんか、足の細かなギザギザまで彫り込まれている。すごい!
これを見るために行列ができていたのだけれど、私たちが行ったころには列も短くなっており、30分程度並んで観ることができた。
この後、本館の展示も観て、総滞在時間4時間ちょっとかな。おもしろかったです!
ちなみに、こんな展示予告を見つけた。これも観に行きたい~!