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続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

展開図に魅せられる

 こちらは三重県の銘菓「関の戸」。380年間作り続けられているという、由緒あるお菓子です。初代・服部伊予保重は、服部半蔵と親戚だったという話も、小耳に挟みました(未確認情報です(^_^;))。古くから皇室御用菓子なり、従二位服部陸奥大掾の名を賜ったとか。それで店名が「深川屋 陸奥大掾」と記されているんですな~。
 デパートの催事で買ったのですが、ひと口食べて、思わず「おいし~!」と言ってしまいました。噛んだ瞬間はシャリッとした食感があり、すぐにふわっと和三盆の香りが広がります。これはおいしい!

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 さて、味に感激した後は、箱に目が行ってしまいます。普段、豆本を作っているせいか、箱の展開図にも関心があるのです。

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 こちらが「関の戸」の箱。外側の化粧箱と、内側のお菓子を並べる仕切の2パーツからなっています。
 注目は仕切のほうです。お菓子が斜めになるように、角度がつけられています。1枚の紙に切れ込みを入れ、折ったりはめたりしただけなのに、すごい!

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 さっそく、ばらしてみました。

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 すごいなぁ! つくづく感心してしまいます。
 箱って、楽しい!

 お菓子の包装ですが、こちらも構造を利用してかわいく、おしゃれにしています。

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 袋の合わせ目を、うまく利用していますね~。合わせ目はたいてい、裏側にまわされますが、これは表にしています。これにより、表はおしゃれに、裏は読みやすくなっています。デザインと実用性が見事に一体化していて、嬉しくなってしまいます。

 ただでさえすごくおいしいお菓子なのに、その歴史に感心し、パッケージに感動し……。なんてお得な一品!


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