ムーミン豆本 82円切手編
ムーミン切手のチラシで、かわいい豆本を作ります。今回は82円切手編でーす!
まず、チラシ右側の切手の絵を切り取ります。今回は右上の「MOOMIN Letter」という文字部分も使うので、この幅が基準幅となります。
切手右側部分はのりしろにも使うので、ちょっと残しておきます。……と言っても、あんまり余裕がないなぁ。
切手部分をすべて切り取ります。「MOOMIN Letter」と、発行年が書かれているスティンキーの部分も、見返しに使います。
「どういう順番にしようかな~」と考えながら絵を並べるのは、ちょっと楽しいですねー。
絵を貼り合わせ、帯状にします。のりしろが少ないので、貼ってもすぐはがれちゃう場合は、貼り合わせ部分の裏からあて紙を貼ってくださいね。
できたら蛇腹に折ります。
見返し部分ですが、ちょっと長さが足らないので、チラシの余っている部分を貼り足しました。ビラビラしている部分が貼り足したところです。
蛇腹に折ったものを束ねたら、背にボンドを塗り、あて紙を貼ります。
次は表紙を作ります。チラシ左側の、ムーミンとリトルミィを、貼り合わせて使います。
ちょっとかわいそうですが、ムーミンとリトルミィを南斗水鳥拳します。
このときの幅は、本体よりちょっとだけ長くしましょう。上下1mmくらい長くすればOK。あと、小口部分も1mmほどゆとりを持たせましょう。
背の部分はそのままでいいのですが、表紙と裏表紙には少し強度を持たせたいです。なので、チラシの余っている部分を貼り足すなどして、補強します。えーと、そういった写真、撮り忘れちゃいました(汗)。 「62円切手編」をご参照ください!
そんなこんなで、表紙と本体を合体。貼り合わせる際、本体の背にはボンドを塗りません。開いたときに、表紙の背と本体の間に空間ができるようにしています。
これで完成なのですが、余力のあるかたは、箱作りにもチャレンジしてください。
はい、ここからは箱作りです。チラシ中央の「MOOMIN」の文字を使います。
62円切手のときと同じく、この文字がすべて見えるように箱を作ると、本体よりもずいぶん大きくなって、不格好になってしまいます。そこで今回も、上げ底方式で作っていきます。
まずは内箱作り。チラシ裏側の白黒プリントが内側になるように作りましょう。
スナフキンとスニフがカッターの刃を逃れていたので、彼らを内側に使います。
本体とピッタリの大きさにしてしまうと本が出しづらくなるので、ちょっと大きめに作ってくださいね。
内箱の大きさに合わせて、外箱を作ります。「MOOMIN」の文字を活かすと、展開図はこんな感じです。
内箱を包み込むように貼り合わせれば完成。
62円切手の豆本と並べてみました。82円切手のほうが、ひと回り小さくなってます。
お手許にムーミン切手のチラシがあったら、挑戦してみてくださーい。