続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

ワークショップ用豆本新作!

 ワークショップ用の豆本に『コルクンとのたのしいせいかつ』という作品があります。
 その中で
「あける まえの コンビーフの かなぐを とられたときは、 ほんとうに こまりました。」
という文章と、下の写真が使われています。

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 しかしですよ。コンビーフの金具、昨年、無くなってしまったんですよね~。
 この豆本テキストを発行した当初ですら、小学校低学年の子には「コンビーフの金具って、なに?」と言われていたのですが、現物が無くなってしまったとあっては、もはや時代にそぐわない作品になってしまいました(泣)。

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 というわけで、この豆本テキストは、ワークショップ用としてはお蔵入りとすることにしました。
 ただ今それに代わる、新たな豆本テキストを製作中。
 タイトルは『コルクンと かおハメパネル』!
 乞う、ご期待!

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2021年は喪中です

 2020年は、世の中的にも個人的にも、ひどい年でした。
 言うまでもなく、新型コロナウイルス。それに対する、世界的に見ても恥ずかしい政策。
 そんな中、父が心不全で亡くなりました。遠方の親戚は、最期のお別れに来ることができず、嘆いていました。

 ところで、私の年賀状は毎年、縦書きに短い詩のようなものを書いてまして、各行の一番上と下を詠むと新年のメッセージになるようになっています。
 今年は喪中で年賀状は出しませんでしたが、毎年楽しみにしている方もいるので、喪中ハガキに書かせてもらいました。
 悲しみの中にあっても、いたずら心は持っていたいものです。

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世田谷アートフリマつながり展2020

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 9月19日、20日、「世田谷アートフリマ つながり展2020」に、豆本&ミニ紙バッグのワークショップで参加しました。
 当初、世田谷アートフリマも開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止。つながり展とワークショップのみ開催となりました。ワークショップも、手の消毒はもちろん、講師はマスクとフェイスシールド着用です。時間を区切った完全予約制で、席が空いていれば飛び込みも可、ということで始まりました……が。

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 お客さん、ぜんぜん来ないですねー(苦笑)。初日は16時からの回に2名のみ。コロナで人の集まる所を避けていること、朝から雨予報だったこと、アートフリマが中止になったことなどを考えると、仕方ないです。いつもは豆本のみですが、今回ミニ紙バッグもつけて、お値段据え置き! というお得なワークショップだったのですが、残念です。

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 ただ、時間をたっぷり使ったワークショップになったので、参加してくださった方には喜んでいただけました。喜んでくれる方がいると「ああ、やってよかった!」と、心から思えますねー。

 二日目、ワークショップ前に太子堂八幡神社へお詣り。三軒茶屋には何度も来ているのに、一度もお詣りをしたことがなかったのです。

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 手を合わせ、ご挨拶をすると、晴れやかな気分になります。キャロットタワーから500メートルくらいかな? ちょっと離れていますが、これから三茶に行った折には、ご挨拶しようと思います。御朱印もいただけました。
 さらに松陰神社前まで足を延ばします。ブーランジェリー・スドウのパンと、メルシーベイクの焼き菓子が目当てだったのですが……スドウは定休日、メルシーベイクは11時開店と撃沈! 世田谷線の招き猫バージョンに乗れたのが、せめてものなぐさめでした。

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 この日は11時の回に2名の予約が入っていました。小学校中学年くらいの子とお母さん。「豆本とミニ紙バッグを作るよ」と言うと「え! ふたつも作れるの⁉」という嬉しい反応。俄然やる気が出てきます。
 この日もたっぷり時間をかけて作り、展示品の豆本やミニ紙バッグをじっくり見てもらいました。
 それからしばらくは、することなし。あまりに退屈なので、駅でもらってきたフリーペーパーで巨大ロボット(!)を作っちゃいました。ステンレス製のジューサーミキサーかなんかの広告ページを使いました。金属っぽい質感が出たかな? 目が光っているように見えますが、これはほかのページで、夜の観覧車の写真があったので、輪っかの内側の支柱部分を切り抜いたもの。首と腕は動きます。

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 そうこうしているうちに、16時に飛び込みのお客さんが1名。知り合いが、私がワークショップを開いていることを聞きつけ、来てくれました。ありがたいことです。
 熱心に作ってくれる姿を見ると、元気が出ます。

 二日間のワークショップの打ち上げは、自宅で。でも豪勢に。升本のミニ弁当、メゴチとアナゴの天ぷら、カツオのたたき。魚屋さんでイサキが安かったので、刺身と潮汁を作りました。迎え撃つお酒は「東光 限定純米吟醸」。
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鶯谷・小野照崎神社 元三島神社

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 鶯谷駅近辺の神社をお参りしました。
 まず向かったのが、小野照崎神社。御祭神は小野篁命(おののたかむらのみこと)。百人一首の「わたの原八十嶋かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海士のつり船」を詠んだ方です。学問・芸能の神として祀られています。

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 そう広くはない神社ですが、境内末社の数は多いです。
 そのためもあって、神使も狛犬や神狐以外も見ることができます。

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 富士浅間神社。こちらの入り口は、猿が守っていました。
 頭が作り直されているのは、参拝客が撫でていくからなんでしょうね。

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 稲荷神社であり、織姫神社でもあるこちらの末社は、もちろん神狐が守っているのですが、ちょっとフェレットみたいな体形ですね。

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 くつろいでいたのは、たぶん、神猫ではないと思われます。

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 三峰神社もありました。

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 ここを守っているのは、やはり狼ですね。

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 御朱印をいただいて、お参り終了。

 次に向かったのは、鶯谷駅ホームから見えていて、いつも気になっていた神社・元三島神社です。

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 こちらの御祭神は大山祇命(おおやまみちのみこと)と伊佐那岐命(いざなぎのみこと)。
 相殿神として和足彦命(やまとたりひこのみこと)・身島姫命(みしまひめのみこと)・上津姫命(かみつひめのみこと)・下津姫命(しもつひめのみこと)が祀られているそうです。和足彦命は磐長姫命身島姫命は木花咲耶姫命みたいです。しかし、上津姫命も磐長姫命、下津姫命も木花咲耶姫命ととも考えられているそうで、この辺、どうなってるんでしょう?
 御朱印帳を購入しましたが、矢をくわえた白鷺が波間を飛ぶ絵柄。白鷺は大山祇命の使いだそうです。

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 お参りが終わり、お腹も減ったところで、グルメタイム。
 今日はお餅の専門店・月光に行きました。丼餅、月光しるこ、期間限定のずんだ餅を注文(妻とシェアして食べました)。朝から杵と臼でつくというお餅は柔らかくて、とてもおいしかったです! 
開店とほぼ同時に入ったので、お餅も一番柔らかい状態だったのではないでしょうか?

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 丼餅には3種の薬味が付いています。ちょっとずつ使って、楽しみました。残った薬味は、最後につゆに入れ、全部飲んじゃいました。しょっぱいおつゆですが、汗をかいていたこともあって、おいしかったです。

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 月光しるこは、生姜が効いています。さっぱりした後味になりますね。
 ずんだは粗びきで、ほどよい甘さでした。

 暑かったけれど、いいお参りでした~。


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「のろぽち」の作り方

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 呪いのぽち袋、「のろぽち」の作り方をご紹介します。
「のろぽち」とは、テレビガイド誌の映画紹介ページを使って作る、小さなポチ袋です。渡された人は、つい記事を読んでしまうという、小さな呪いがかけられています。
 さて、我が家では「大人のデジタルTVナビ」を購読しています。

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 映画紹介ページには、その月にテレビで放映される映画の紹介欄が、ずらりと並んでいます。しかも、切ったり折ったりするのに具合のいいガイドラインまで引かれているじゃありませんか! 詳しくは知りませんが、どのテレビガイド誌の映画紹介ページも、似たようなレイアウトなんじゃないでしょうか?

 さっそく作っていきましょう。
 まず、好きな映画を選びます。どの映画でぽち袋を作るかで、作り手の趣味が窺えますね。今回は、みんな大好き『となりのトトロ』で作りましょう。

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 タイトルは折り返してフタにするので、必ず残して切り抜きましょう。袋の裏面には、隣の記事を使うので、これも残しておきます。あと、袋の底を作らなければならないので、底ののりしろ部分も残します。表に使いたい欄の下にも記事がある場合は、タイトル部分がちょうどのりしろに使えます。

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 袋にするのに、余分な部分を切り取ります。折り返すフタ部分や、のりしろの両端は、斜めに切ると作りやすいです。

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 あとはのりづけすれば、できあがり。簡単でしょ?

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「のろぽち」も少し進化しました。作り始めたころは「ぽち袋の表だけ読めればいい」というスタンスでした。裏面は「読まない」という意識で作っていました。

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以前の「のろぽち」

 しかし、裏も読めるようにすることで、呪いのレベルが上がることに気づきました。
 裏面になる記事は、タイトルを切りおとしてしまっています。なので、もらった側は、写真とあらすじのさわりしか知ることができません。気になったら記事を手掛かりに検索するしかないでしょう。
 また、フタを開けた状態で裏面を見ると、別の映画のタイトルが表示されている状態になります。これを勘違いしてDVDを借りてしまうと、非常に残念なことになるでしょう。
 記事とタイトルに明らかな違和感があれば、勘違いせずに済みます。しかし、たまたま記事の内容とタイトルの雰囲気が合致してしまうと、呪いのレベルはマックスになります。アップしたこの「のろぽち」は、「テレビ初」までもが重なってしまい、最強の呪いが完成しました。

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 さあ、あなたも、気軽に友人知人を呪ってみませんか?

 

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父・他界

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 8月9日午前2時、救急隊から電話がありました。父が心肺停止状態で、これから病院へ搬送するとのこと。信じられない知らせでした。
 父は2年半前、脳梗塞のため入院。その後、リハビリ病院、老健を経て、特別養護老人ホームに入所しました。リハビリ病院ではある程度の回復も見せましたが、特養に入所していた母が他界し、がっくりとやる気を失ってしまいました。
 母がなくなって2年。父は特養で生活を送っていましたが、やはり少しずつ衰えてはいました。毎週2~3回、面会に行っていたのですが、新型コロナウイルスの影響でそれができなくなりました。電話で話すことはできましたが、やはり会えないことで、衰えが進んでしまっているように感じていました。
 7月4日深夜、息が苦しそうだということで、救急車で病院へ。心不全と診断され、そのまま入院。このときは2週間で退院することができました。
 8月4日、今度は低血糖で病院へ運ばれましたが、このときはすぐに回復し、その日のうちに特養に戻ることができました。
 8月7日、予約をしておいた面会日で、ビニールシート越しではありましたが、15分ほど話すことができました。
 声が小さく、こちらの声も届きにくいので、最後は近くに行ってしまいましたが、職員の方々も大目に見てくれました。「また来るね」と言って別れたのですが、最後は手を振ってくれました。
 その翌日の深夜2時(なので、正確には日付をまたいで翌々日)、救急隊から電話。病院に搬送されるも、息を吹き返すことはありませんでした。虚血性心不全とのことです。
 変死扱いになるそうで、警察で検死してから、自宅へ久しぶりに戻ってきました。父の表情は、ほっとしているようでもあり、微笑んでいるようでもありました。母に会えたんだろうなと思います。

 13日、お通夜。14日、告別式。新型コロナウイルスに加え、猛暑ということもあり、遠方に住む親戚は参列できず、じつに悔しい思いをしたと思います。
 それでも思っていた以上の方々が、父を見送ってくださいました。また、葬儀には出席できなかったけれどお悔やみの言葉をたくさんいただきました。本当に、ありがとうございます。
 父は今、天国で母とデートしていると思います。

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みなみこしがやアート大学 豆本&ミニ紙バッグワークショップ

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 7月11日、12日は、南越谷サンシティホールで豆本とミニ紙バッグのワークショップを開きました。
 この講座、本当は3月14日開催の予定で、お知らせをして間もなく定員いっぱいとなっていたのですが、新型コロナウイルスによる自粛要請があり、中止となりました。しかし「中止ではなく延期に!」という要望が多かったそうで、今回の開催に漕ぎつけることができました。
 とは言え、新型コロナウイルスが終息したわけではなく、むしろ感染者が増えているという状況の中での開催。サンシティホール職員とワークショップ企画スタッフが何度も打ち合わせをし、どうしたら安全を確保できるかを考えに考えてくれました。ソーシャルディスタンス、換気、消毒。様々なことを考慮した結果、会場はこうなりました。

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 宴会場! 確かに広い!
 初日は親子講座なので、親子は1テーブルに座ってもらい、各テーブルを充分に離しました。午前・午後と2講座あるので、道具はその都度消毒しました。

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 豆本ワークショップでは細かい作業をするので、本来ならすぐそばで教えてあげたいところ。でも今回それは、なるべく避けなければなりません。なので、手順を書いたプリントを配りました。そして私の手許をスクリーンで大映しに。

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 講師席にも、アクリル板の衝立を設置しました。

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 どうしても近づかなければならないときにはフェイスシールド、会場中に声が届くようにピンマイクと、初体験のことがいっぱい!

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 うーむ。マスクをしてることもあり、レーザー銃でも持ちたくなるようなビジュアルになってしまった。
 この格好で豆本とミニ紙バッグを、展示コーナーに並べました。

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 今回のワークショップを企画してくれたチームとは、以前にもお仕事をさせていただいたことがあるのですが、とにかく「受講者をたのしませるぞ!」という意気込みがある方々なので、打ち合わせの段階から楽しかったです。スタッフの方々もクリエイターなので、ばんばんアイディアを出してくる。それに触発され、こちらもいろいろ思いつくので、相乗効果、化学反応がどんどん起こるのです。
 当日、即興でこんなこともしてくれました。

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「早く来た人たちのために、スクリーンになにか映しておいたほうがいいよね」という意見が出ると、これにも素早く対応!
 最初の講座ではシンプルな感じの絵でした。これでも充分なのですが、描いたスタッフ的には不充分だったようで、休憩を削ってカラフルに仕上げてくれました。この情熱!
 この絵は、ワークショップ終了後、サインを入れてもらい、いただきました。

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 親子講座では、簡単な折り豆本を作りました。作る豆本は3種あり、いつもはどの豆本を作るか、見本を見て選んでもらうのですが、今回それは避けなければなりません。なので、簡単なプリントを作り、それを見て選んでもらいました。

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 豆本作りの後は、ミニ紙バッグ作り。折り紙に切り取り線、折り線をプリントしたものを組み立ててもらいます。
 ここでもスタッフの方々に助けてもらいました。会場が広く受講者も多いので、私ひとりでは全体を回り切れないのですが、スタッフが動き回り、フォローしてくれました。おかげで受講者には楽しんでもらえたようで、なによりです。
 各講座1時間の予定でしたが、どちらも20分くらいオーバーしてしまいました。そういうことも予想して予定を組んでくれたので、助かりました。

 12日は大人のみの講座。こちらたっぷり3時間。前半はドールハウスサイズの豆本作り、後半はミニ紙バッグ作りです。
 さて、こちらの講座、前日に重大な穴が見つかりました。
 折り豆本、ミニ紙バッグに関しては、手順を説明したプリントがあります。しかし、ドールハウスサイズに関しては、これまで、多くても5~6人の講座で、私も一緒に作りながら進めていくタイプのワークショップだったため、手順のプリントがありません。手許はスクリーンに映るものの、受講者が多いと遅れる人も出てくるので、スクリーンだけに頼ることはできないのです。また、スタッフもプリントがあったほうが、断然フォローしやすい。
 というわけで、初日帰宅後、すぐにプリント作りをしなければならなくなりました。
 加えて大人のみのミニ紙バッグ作りは、折り紙にプリントしたものを作った後、予め会場に用意されているチラシやフリーペーパーからミニ紙バッグにする「素材選び」をし、オリジナルのものを作ることになっています。しかし「手順がわかったとはいえ、型紙がないと作れない人もでてくるのではないか?」という意見が出ました。「トレーシングペーパーに型紙をプリントしたら、トリミングもしやすくていいのでは?」というアイディアも出されました。
 これこれ! これが化学反応ですよ! 直前であっても、受講者をより楽しませることをいつも考えている。作業が増えて大変だけど、燃えるものがあります。
 というわけで、型紙と手順のプリントを作りました。

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 2日間のテーブル配置は、初日とはまた違います。ひとり1テーブル。距離も充分に取ります。

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 黙々と集中して作ったためか、1時間半くらいかかる見込みだったドールハウスサイズの豆本作りが、なんと50分ほどで終了。休憩を挟み、ミニ紙バッグ作り。
 この時点では「果たして時間を埋められるだろうか?」という不安がありました。
 ところが、ミニ紙バッグ作りが、思っていた以上に盛り上がりました。折り紙にプリントしたバッグを組み立てた後、トレーシングペーパーの型紙を手に、みんな真剣に素材を選んでいました。見て回ると、クオリティが高い! みなさん、どの絵を、どうトリミングするかを楽しんでいました。型紙に頼らず、大きさを変える人もいて、嬉しかったなぁ。
 最後にはテーブルに作った作品を並べて鑑賞会。他の人がどんなバッグを作ったのかを見るのは、みなさん楽しそうでした。

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 最後の最後で、驚きのプレゼントをいただきました。もともとSNSでの知り合いが参加してくれたのですが、その方がお菓子を作って持ってきてくださったのです。その名も「銘菓 コルクン餅」!

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 パッケージまで和菓子屋さんみたいに作ってくださいました。講座終了後にスタッフといただきましたが、芥子飲みの実をまとった外郎生地にすっきりとした甘さのこし餡
が包まれていて、とてもおいしかったです。

 講座が終わって「打ち上げだ~っ!」というわけにもいかないので、帰宅後にささやかな打ち上げ。升本のお弁当と、酔鯨特別純米酒
 うーん、最高!

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