レモンパイ
『トースト～幸せになるためのレシピ～』という映画を観てからというもの、おいしいレモンパイを食べたいという思いがくすぶっていた。
この映画は、イギリスの料理人でありフードライターでもあるナイジェル・スレイターの自伝をもとに作られた映画。継母の作るレモンパイに衝撃を受けた主人公が、やがては自分の進むべき道を見つけていく。
このレモンパイが、すごくおいしそうなのです！
先日、合羽橋に行く用事があったのだけれど、ついにおいしいレモンパイと巡り合った！ 田原町駅近くにある小さな洋菓子店。その名も「レモンパイ」。
周りはカリッと、中はふわっと焼かれたメレンゲの下には、すっぱいレモンクリームがたっぷりと隠されている。この酸味が、次のひと口を誘うのです。
お店も雰囲気がいい。ケーキを入れた箱に飾り紙を乗せ、ぶら下げられた紐でささっと縛ってくれる懐かしいスタイルも、お店とマッチしている。
レモンパイ以外のケーキもおいしかった。この日買ったのはレモンパイ、チョコレートケーキ、レモンアーモンドタルト。チョコレートケーキは、お店の方も言っていたけど、とてもデリケートなので持ち運び注意！ きれいなまま持って帰ってこれて、よかった。
飾り紙もかわいかったので、そのまま捨てるのはもったいないので、ミニ手提げを作りました。
かわいく見えるように、どこでカットするか、どおで折るかを真剣に考えてしまいました。レモンの絵の隣「CONFECTIONERY」の文字の下には、うっすらレモンが透けるように配置。持ち手も黄色を残し、レモン感を出す。底は計画していなかったけれど、緑のラインで長方形が描かれて、いい感じ。
今度お店に行くときには、このミニ手提げ、プレゼントしようかな～。
そんなふうに思える、すてきなお店でした。
浅草・田原町 ケーキ＆ブーケ 洋菓子レモンパイ＆Lemon no hana
