川本家のふくふく食堂
『3月のライオン』と西武・そごうのコラボ企画「川本家のふくふく食堂」を覗いてきました。
この缶、どうしても欲しかった!
かわいい缶ですよね! 中身はMary'sのチョコレート。缶は彼女の裁縫箱になる予定です。
色とりどりの包み紙をまとったチョコを見ると「半分、ダイアナにあげてもいいでしょう? そうしたら、あとの半分は倍もおいしくなるわ」というセリフを、つい思い浮かべてしまいます。
西武池袋7階催事場に設けられた「ふくふく食堂」で「おねいちゃんのおいなりさん」を購入。マンガの通り、甘めの味つけです。ナムルもついてる(*^_^*)
すぐに屋上に行き、彼女は「甘やかしうどん」、私は「角煮&温泉卵丼」を買うために、お店に並びました。デパートが開店してすぐに入ったこともあり、なんなんく購入できましたが、甘やかしうどん、開店25分で完売です! 限定20食だから、あっという間ですね。危なかった!
ただ、このうどん屋さんは昔から評判のお店なので、甘やかしうどん目当てでないお客さんも並んでいました。女性客が妙に多いので、驚いたでしょうねー。
うどん、味はバッチリ! ボリュームもあります。
角煮は八角の香りもしました。箸で切れる柔らかさ。あ、でも、お店で渡されるのは先がフォークになってるスプーンでした。丼は箸で食べたいなーと思ったのですが、幸い、おいなりさんに箸がついていたので助かりました。
この他にもコラボメニューはいくつもあります。だいたいは数量限定。確実に食べるには、開店と同時に並ぶしかないですね。おいなりさんはある程度数があるようです。
屋上でコラボ商品を買うと、オリジナルコースターがもらえます。絵柄は4種類。我々がいただいたコースターがこれ。
ふたりとも、見事に脇役コースターでした(^_^;)
ふくふく食堂、詳しくはこちらをどうぞ。
食後は腹ごなしの屋上散歩。モネの名画をモチーフにした庭園があって、楽しいですよ。
水連が見頃!
展開図に魅せられる
こちらは三重県の銘菓「関の戸」。380年間作り続けられているという、由緒あるお菓子です。初代・服部伊予保重は、服部半蔵と親戚だったという話も、小耳に挟みました(未確認情報です(^_^;))。古くから皇室御用菓子なり、従二位服部陸奥大掾の名を賜ったとか。それで店名が「深川屋 陸奥大掾」と記されているんですな~。
デパートの催事で買ったのですが、ひと口食べて、思わず「おいし~!」と言ってしまいました。噛んだ瞬間はシャリッとした食感があり、すぐにふわっと和三盆の香りが広がります。これはおいしい!
さて、味に感激した後は、箱に目が行ってしまいます。普段、豆本を作っているせいか、箱の展開図にも関心があるのです。
こちらが「関の戸」の箱。外側の化粧箱と、内側のお菓子を並べる仕切の2パーツからなっています。
注目は仕切のほうです。お菓子が斜めになるように、角度がつけられています。1枚の紙に切れ込みを入れ、折ったりはめたりしただけなのに、すごい!
さっそく、ばらしてみました。
すごいなぁ! つくづく感心してしまいます。
箱って、楽しい!
お菓子の包装ですが、こちらも構造を利用してかわいく、おしゃれにしています。
袋の合わせ目を、うまく利用していますね~。合わせ目はたいてい、裏側にまわされますが、これは表にしています。これにより、表はおしゃれに、裏は読みやすくなっています。デザインと実用性が見事に一体化していて、嬉しくなってしまいます。
ただでさえすごくおいしいお菓子なのに、その歴史に感心し、パッケージに感動し……。なんてお得な一品!