続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

豆本棚

 某カルチャースクールでの、夏休み子どもワークショップ用の豆本棚を制作中。豆本と、それを収める本棚を作るワークショップです。

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 豆本用の本棚を作るだけならわけないのですが、「小学校低学年でも作れるもの」という条件が付くと、考える側にとっては格段に難しくなります。
 材料は厚紙が扱いやすいでしょう。最初、外枠を作り、小箱を三つ作ってはめ込む、という方法を考えました。強度が出ると思ったので、
 しかし、外枠にぴったり収まるように三つの小箱を作るのは、小学生には難易度が高すぎると判断。入れるのが豆本だし、そんなに強度は重視しない、という方向で行くことに。棚板の両端を折り曲げ、外枠に収める作り方で行くことにしました。
 一番上の段は、本の面を見せる形に。これは、見栄えのよさ、本棚に入れる本を少なくすること、上段を軽くすることなどが狙いです。
 本棚の外側には、きれいな紙を貼ることにしたのですが、試作品に使用したのが伊勢丹の包装紙。カルチャースクールから「大人の事情で、パンフレットに載せられない」と言われてしまいました。そこまで考えなかったわー(苦笑)。

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 柄だけでもそれとわかるのに、本を抜いたら、ばっちり「ISETAN」のロゴが。

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 作り直しとなったわけですが、おかげで幅広のマスキングテープを使うことを思いつきました。ノリを塗って一発勝負の包装紙よりも、失敗しても剥がすことができるマスキングテープのほうが小学生向きでしょう。「長持ち」という面では、少々難がありますが。

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 これから、改良をしていくつもりです。子どもたちに楽しんでもらえるといいなー。


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初詣 平河天満宮 新井神社北野天神

 1月2日、快晴。絶好の初詣日和です。今年の初詣は、麹町の平河天満宮

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 ここを選んだのには、訳があります。
 太宰府天満宮に行ったのがきっかけで、木彫りの鷽(うそ)に興味を持ちました。天満宮では「鷽替え神事」というものがあり、そのときに木彫りの鷽が受領されます。1月25日が鷽替え神事という神社が多いようですが、天満宮によってぜんぜん違う日だったり、鷽の頒布がない天満宮もあります。
 で、平河天満宮では「通年鷽が頒布されている」と聞いたので(本当に「通年」かはわかりません!)、初詣もできて鷽も入手できる、ぴったりの神社だったのです。

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 天満宮と言えば、学問の神様。友人の娘が今年受験生なので、試験で実力が発揮できるように祈願してきました。
 あと、忘れてならないのが「撫で牛」。腰が悪いので腰を撫でてきました。

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 御朱印は、平河天満宮と平河稲荷神社の2種がいただけます。なので、稲荷神社のお参りもお忘れなく。

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 木彫りの鷽は700円。巫女さんが神棚に捧げ、鈴を鳴らしてくれたのは嬉しかったなぁ。受領の際のありがたみが増します。
 鷽、御朱印の受領で、ご下賜のお煎餅をいただきました。

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 おみくじを引くと大吉! 今年はいい出だしだ。

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 もう1社、西武新宿線新井薬師前で下車し、新井天神北野神社へ。

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 こちらの神社も、1月1日~25日まで、木彫りの鷽の頒布があります。
 平河天満宮はオフィス街にあるので空いていましたが、こちらはお隣が新井薬師ということもあり、なかなかの人出。参拝するのに10分ほど並びました。
 ちょっと残念なことに(と言うと失礼ですが)、参拝したのは境内社大鳥神社。北の神社お社は老朽化のため建て替え中で、すっかり更地になっていました。で、一時的に大鳥神社にお移りいただいている状態だったのです。

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 こちらの神社の鷽は、大・中・小と懐中鷽の4種。私は小(1000円)を受領しました。もちろん、御朱印も。

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 新井薬師もお参りしようかと思ったのですが、あまりの行列に尻込みし、また次の機会にすることに。

 今回、我が家に来た鷽です。

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 新井天神の鷽には、底に印が押してあります。

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 我が家の鷽も、だいぶ賑やかになってきましたよ~。

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 小さい鷽たちは、大宰府の菓子処・梅園の「うその餅」に入っていたものでーす。
 今年は、湯島天神亀戸天神、五条天神社も参拝しようと思っています。あと、11月3日に、国立市の谷保天神。


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あけましておめでとうございます

 今年の年賀状です。

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 このパターンの年賀状を毎年書き続け、干支を2周以上しております。
 昨年は喪中のため年賀状は書きませんでしたが、じつは喪中ハガキでもやっております。

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 こんなことを長く続けておりましたら、クロスワード誌の仕事が舞い込んできました。株式会社ワークスさん発行の「アロー&スケルトン館」「カナナンクロ館」に、問題を書いております。

f:id:korukun9951:20200103154225j:plain「おはなし迷路」と「ボナンザ」を担当しました。
 これまでパズル誌を手に取ることがなかったのですが、奥が深いものですね。他の方が書いた問題を見て、しきりと感心しています。いったいどうやって原稿を書いているのか、見当もつかない問題も。
 物語を書くときと、脳の違う部分を使うらしく、書き上げると頭がクラクラしますね。でも、私との相性はいいようです。

 話は年賀状に戻ります。

「てんつくてんてん」で始まる年賀状、前にも書いた気がして、振り返ってみました。
 やっぱり、やってますねー。申年の出だしも「てんつくてんてん」でした(汗)。

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 そんな私ですが、本年もよろしくお願いいたします。

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世田谷アートフリマvol.32

 9月21日・22日、三軒茶屋キャロットタワー3~5階で開催された「世田谷アートフリマ」で、豆本ワークショップを開きました。
 台風接近で天気が危ぶまれたのですが、2日ともなんとか雨に降られずにすみました。

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 天気を心配して、お客さんは少ないんじゃないかと思いましたが、始まってみれば、いつも以上にたくさんのお客さんが来てくださいました。
 1日目が30名、2日目が24名のお客さんが、豆本作りを楽しんでくれました。
 今回は圧倒的に、子どものお客さんが多かったなぁ。小学1年生以下の子も、お母さん、お父さんといっしょに作っていました。

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 子どもの作業を見守り、手を出したいけどグッとこらえているお父さんの手に注目!
 だっこひもで小さな子を抱え、幼稚園児と参加したお父さんもいました。切る作業は、どうしてもお父さんの仕事。しかし、前かがみになると抱えている子がぐずる。お父さん、結局、立って作業していました(微笑)。

 今回勉強になったのは、のりについてです。
 誰でも簡単に作れるよう、スティックのりを使っていますが、今回会場が用意してくれたのは、なんと「はがせるのり」でした。これは、とりあえずのメモを貼りつけたりするのに使うもので、工作向きではありません。
 以前にも別の会場で同様のことがあったので、のりのチェックは必ずするようにしています。予備ののりも持参していたので、お客さんに誤って使わせてしまうことはありませんでした。
 2日目、会場にのりを交換してもらったのですが、こちらは初体験! 植物由来のスティックのりです。子どもでも安心して使えるという大きなメリットがある一方、柔らくて、使いこなすにはそこそこの器用さが求められます。豆本作りにはやはり不向きのようです。本がベタベタになってしまう危険性がありますなぁ。

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 結局今回は、持参したのりを使用しました。100円ショップの安いやつが、私のワークショップには向いてるようで(笑)。

 残念なことがひとつ。
 完成品を忘れていった子がいまーす! 手が空いたときに、会場を見て回ったのですが、見当たりませんでした(泣)。事務所に預けてあるので、お心当たりの方は、キャロットタワーの「生活工房」にお問い合わせください!

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 ワークショップコーナーでは、豆本の販売も行っており、ここを見ているうちに、作った豆本を置いて行ってしまったようです。

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 1日目、30名のお客さんに来ていただき、心地よい疲れと共に向かったのは、松陰神社前駅近くの「good sleep baker (グッドスリープベーカー)」。パンをおつまみに、クラフトビールを飲めるお店です。以前、テレビ番組『セブンルール』で紹介されているのを見て、一度行ってみたいと思っていたお店。開店は18時から!
「本日のパン」と「ジャマイカの夜」というビールをいただきました。ビールの苦みが、きのこのパンと相性がよく、まさにグッドスリープできそう。楽しいひとときでした。

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 2日目終了後は、銭湯で汗を流しました。
 検索したところ、三軒茶屋駅のすぐ近くに銭湯がある模様。スマホの地図を頼りに探すと、なるほど、煙突が見えます。「入口はこっちかな?」と回り込むのですが……あれ? 入口がない? くるくる回り、「ここ、入っていいのかな?」という細い路地を入ったら、いきなり入口にたどり着きました。
 小さな銭湯ですが、気持ちよかった~!

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 というわけで、かなり充実した2日間でした!

おまけ
 お世話になっているギャラリー・世田谷233で、ウルトラホークのジオラマと出会う。
 おおーっ! かっこいい!

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池袋コミュニティ・カレッジ 夏休みこども講座 2019

 7月30日。今年も池袋コミュニティ・カレッジにおきまして、豆本講座を開きました。夏休みの自由研究対策も兼ねている、小学生向きのワークショップです。

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 まずは4コママンガを使った、めくってもめくっても終わらない、不思議なカード作り。簡単な工作で作れる、正方形のカードですが、中央に境目があり、そこを開くと次のページが現れる仕組み。全部で4ページですが、4ページめをめくると、最初のページに戻る仕掛けになっています。
 この仕掛けを利用して、しりとりで4コママンガを作ろうとした子が2名いました。
 しかし、4コマで巡るしりとりを考えるのって、難しいんですよ。例えば「ねこ→こま→まぐろ」と3コマめまでは順調に進むものの、問題は4コマめ。「ろ」で始まり「ね」で終わる単語が思いつかない。これは語彙豊富な大人でも、なかなか難しいんですよねー。「リンゴ→ゴリラ→ラッパ→パリ」みたいに、いくつか完成形を示すことはできますが、それでは子どもの「考える」「悩む」といった素敵な時間を奪うことになります。うまく思いついたら、不思議なカード大成功となるので、がんばってほしい!

 その後は豆本を作り。蛇腹折りの豆本を作ります。
 最初の1冊は、こちらで用意した、絵も文も入ったテキストを使って、作り方を学んでもらいます。
 続いて、コルク人形の写真のみプリントされたテキストを渡します。写真を見ながら、オリジナルのストーリーを考えてもらい、絵を描き足し、セミ・オリジナルの豆本を作ってもらいます。

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 そしてお土産として、白紙のテキストを渡します。絵もストーリーも自分で考え、完全オリジナルの豆本として、学校に提出してもらおうという寸法です。
 ですが「完成しても地味」という声が、コミュニティ・カレッジ側からあがりました。確かに、3cm四方の豆本を1冊ポンと出しても、中身がよかったとしても、見栄えはしませんよね。
 そこで今回「豆本の見せ方」も提案しました。
 お菓子の箱を使って「お菓子箱図書室」という見せ方です。
 こちらはプリングルスの箱を使いました。見た目はプリングルスそのままです。

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 でも、これを開くと……

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 豆本の面を見せる置き方の本棚と、コルク人形が座る椅子が設置されています。本棚はチョコボール、椅子はアポロチョコの箱ですね。棚の透明な部分は、スーパーで売られているお弁当のフタを利用しました。壁紙はマスキングテープ。コルク人形も、簡単に作れる方法を模索中です。

 こちらは、きのこの山の箱で作っています。

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 開くと、こう。

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 壁紙には、100円ショップで購入した折り紙を使用。『リサとガスパール』の額絵は、チョコパイのもの。机はなんだったかなー? いちご味のチョコです。 で、椅子はマーブルチョコ。
 こんな感じで提出したら、見栄えもするんじゃないでしょうか? 豆本はいっぱい作らなくちゃならないけどねー。

 この提案は、コミュニティ・カレッジのスタッフだけではなく、子どもたちとそのお母さんたちにも好評でした。
 見本に群がる子どもたちのバックショット。

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 そうそう、コルクンも、ちゃんと働いてましたよ~!

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福岡旅行5 大宰府天満宮

 今回の旅行も、いよいよ最終日。
 この日目指したのは大宰府天満宮。御祭神はもちろん天満大自在天神・菅原道真です。学問の神様として有名ですよね。

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 大宰府駅から少し行くと、もう長い参道に出ます。

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 9時くらいに着いたのですが、もう営業しているお店もありました。
 まずは参拝。さあ、ここから先が大宰府天満宮です。

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 もちろん、牛がいます。けっこう、あちこちにいますね。

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 古そうな石鳥居だと思ったら、700年前のものでした。

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 うーん、どこにでもお金を置いていくの、やめませんか? 石鳥居の継ぎ目に、一円玉がいっぱい。なんの目的で? 鳥居の傷みが早くなるだけで、御利益なんかないと思うけどなぁ。

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 鳥居の脇には、しゃんとした狛犬が。

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 燈籠の上の狛犬にも注目! 逆立ちしたり、招き猫のように前足を上げていたり。

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 この美しい橋を渡って参拝に行くのだと思うと、高まります!

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 趣のあるお社があったので、こちらにもお参り。重要文化財でした。

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 麒麟と鷽(うそ)。

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 拝殿にたどり着く前に、興味を引かれるものが多い! しかし、ついに門までたどり着きました。
 こちらは門を表から見た写真です。

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 反対側はこんな感じ。少し雰囲気が違いますね。

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 この門にも、狛犬がいます。どっしりと強そう。

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 かと思えば、ユニークな狛犬もいました。

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 ついに拝殿に到着。友人の娘さんが受験生になるので、無事合格できるよう、お祈りしました。

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 拝殿前にあるのが、菅原道真を慕って京から飛んできたという飛び梅。花の時期には間に合いませんでしたが、ちょっとだけ残っていました。

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 さらに奥に進むと、包丁塚や筆塚などがあります。

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「お?」と思ったのが、こちらの碑。野見宿祢(のみのすくね)の碑です。「週刊少年チャンピオン」で連載中の『刃牙道』に、今まさに出てきています。相撲の祖。菅原道真の祖先でもあったんですね。

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 10年前なら挑戦した力石ですが、今は眺めるだけです(苦笑)。

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 梅を眺めながら、まだまだ先へと進んで行きます。

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 石段にも梅が隠れていますよ。

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「最初の梅ヶ枝餅はぜひここで!」と思っていた茶店が、なんと定休日! これは痛い。

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 気を取り直して、さらに先へ。
 一般の人は入れないようですが、ふくろうの先に石段が。 

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 目指していた天開稲荷社の鳥居に到着。

 

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 でもこれは第一の鳥居で、まだまだ先です。

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 ようやく拝殿に到着。

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 手前に12本の綱があります。干支が書かれているので、自分の干支の綱を振り、鈴を鳴らします。それから、奥にある綱を振って鈴を鳴らすのだそうです。あとは二礼二拍手一礼

  ここまで来たら、もう少し登って、拝殿裏手の奥の院に行きましょう。

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 小さな洞窟のようなお社があります。ここも参拝してから戻りましょう。

 時刻は午前10時。境内の茶店も、ぼちぼち開き始めました。お石茶屋はお休みなので、とりあえず営業を始めたお店で梅ヶ枝餅を。

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 焼きたてのお餅はアツアツで、おいしかったです。お店によって味が違うので、食べ比べをしました。
 お腹が温まったので、再び天満宮の拝殿へ。御朱印帳を買い、御朱印をいただきました。
 じつは、持参した御朱印帳には、まだ白紙のページが残っていました。でも、ここで新しい御朱印帳を買いたかった。
 太宰府天満宮御朱印帳を買うと、最初の2ページは空けておき、3ページ目に御朱印を書かれるのです。これは伊勢神宮の内宮と外宮の御朱印のスペースを空けているためです。伊勢神宮には参拝したことがあり、御朱印もいただきましたが、またいつか行ったときには、ここに御朱印をいただこうと思います。

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 境内の末社を、ゆっくり見て歩いていると……。

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「梅の種納め所」なる所がありました。文字通り、梅の種を納める場所です。覗いてみると、種がいっぱい入ってました。

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 変わった形の塔がありました。これは相輪塔と言うそうです。日本に8基しかないんだなぁ。

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 末社の中に、中島神社を発見! 御祭神は菓子の祖とされる田道間守命(たじまもりのみこと)。今回は食の旅でもあるので、これはご挨拶しなくては!

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 うーん、太宰府天満宮、数時間の滞在じゃあ、見きれないなぁ。たっぷり1日見て回りたい神社です。
 最後に、一番かわいかった牛をアップ。

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福岡旅行4 筥崎宮とパンストック

 小倉を後にし、向かったのは箱崎。ここには「パンストック(pain stock)」という、おいしいパン屋さんがある。 宿の夜食として、ぜひとも押さえておきたい。
 しかし、パンを買うためだけに途中下車するのは、あまりにもったいない。なにかほかにないか?
 あります、あります! 「日本三大八幡」のひとつに数えられる筥崎宮! 神社のほうは珍しい「はこ」の字を使うのだなー。

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 雨の中、しっとりと参拝。御祭神は応神天皇応神天皇の母の神功皇后玉依姫命
 拝殿に「敵国降伏」という、なにやら穏やかでない文字が。これは鎌倉時代元寇、いわゆる蒙古襲来に起源があるようです。外敵退散を祈願して、神門に敵国降伏の額が掲げられたそうです。

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 元寇では、筥崎宮も焼かれてしまったそうですが、そのことが八幡大神の怒りを買い、神風が吹き、元軍を海に沈めたとも伝えられているとか。
 また、八幡大神の化身として30人の白装束の兵が筥崎宮より現れ、矢を放ち、元軍を海に撤退させたという伝説もあるそうです。

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 強そうな狛犬
 一方で、末社の稲荷社には、こんな狛犬も! 狐ではなく、狛犬なんですねー。

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 苔が愛らしいバックショット。

 参拝を終え、御朱印をいただき、今度はパン屋さんへ。悲しいことに、パンストックは筥崎宮とは逆方向。駅を通り過ぎ、急ぎ足。と言うのも、人気店なので、お目当てのパンが売り切れちゃうかもしれないのです。
「まだなのか? まだパン屋は見えないのか?」
 心配になり、地図を確認し、たどり着きました!

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 めんたいフランス。このお店の看板商品のひとつです。
「おいしいパンを食べたい!」「福岡で明太子を食べたい!」そんなふたつの願いをいっぺんに叶えてくれるのが、めんたいフランス様なのです。
 午後5時近く。人気店でパンを買うには、ちょっと遅い時間。心配しながら店内に入ると、まだパンがいろいろありました! よかったー。雨なのが、返って幸いだったのかも。
 が。めんたいフランスが見当たりません。もう売り切れてしまったか?
 店員さんに訊いてみたら、めんたいフランスだけはレジで注文するというシステムでした。残り少なかったけど、なんとか買えました!

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 宿に戻る前に、もう1軒寄り道。天神駅で下車し、天ぷらの「ひらお」へ。
 今回の旅で出発の際、穴守稲荷駅近くの店でひどい天丼を食べてしまいましたが、はたして厄落としはできているのか?
 天ぷら定食、770円。定食と言えば、天ぷらが皿に乗っていっぺんに出されるイメージですが、ここは揚げたてを数度に分けて出してくれます。
 厄落とし、できてた! おいしい! 衣が軽くて、しつこくない。
 しかも、イカの塩からと野沢菜が食べ放題。こりゃ、ビールも進むわ。

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 天ぷら単品も追加注文して、大満足でした~。

 お腹いっぱいにしたはずなのに、宿では夜食。パンストックのパンを堪能。このために持って来たトースターの活躍が光る! めんたいフランス、おいしかった~!

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 ゲップ。


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