「MINITURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」
♪ぽんぽんぽ~ん ぽんぽんぽ~ん ぽんぽんぽ~ん ぽん
というわけで、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』のオープニングで書き出してみました。
上の写真を見て「ん? なんか、『ひよっこ』オープニングと違う」と思った方もおられるでしょう。そう、これはテレビ画面を撮影したものではありません。ピントが甘いのも、そのためです(泣)。
先日、高島屋で開催していた「MINITURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」を観てきました。
田中達也さんは、もともと興味のある作家さんだったので、楽しみにしていた展示です。
新宿・高島屋オープン時間の20分後くらいに会場に着いたのですが、そこでびっくり! なんと、チケットを買うのに1時間待ちの行列! 前売り券、買っておくべきだった~!
なんとか入場すると、会場には笑顔がいっぱいでした。そりゃそうです。こんなかわいくて面白い作品を観たら、誰だって笑顔になりますよね。
『ひよっこ』でもおなじみの、稲刈り場面もありました。
テニスボールの線をランニングコースに見立てたり、ぶ厚い本に挟まれたブックマークを使ってボルダリングしてみたり。
展示は実物とパネルとがありました。実物を観るのはもちろん楽しいのですが、プロの撮影技術で撮った写真は、ミニチュアに「動き」を感じさせます。その好例がこちら。本のページの上を疾走する自転車。スピード感、ありますねぇ!
待ち針が風船屋さんになったり、ジョッキからこぼれるビールが激流になったり。
クリップはキャンプ場のテントに!
灰皿のUFOが牛をさらっています! キャトル・ミューティレーションの現場か!?
会場内のスイッチにも! 油断すると、見落とします。
チョコミントが青き地球に。
ピサの斜塔。手前の観光客が、お決まりの「塔を支える人」の写真を撮ろうとしてますね~。
サンタのソリは、ホイッスル。これ、私的にはすごく感心しました。
キーボードの棺にも。「+」を十字架に見立てるなんて、すごい着眼点だ。
ノアの方舟。
ホッチキス針の書棚もいいですね~。
販売コーナーで買ったポストカードです。黒い背景に砂糖を散らせ「天の川」ならぬ「甘の川」なんて、シャレてますね。
栞が1枚50円で販売されていたのも嬉しい。価格もミニチュア! お土産として、気軽に配れますね。
いや~、アイデアの宝庫!といった展示でした。すごく刺激されました。コルク人形作りの参考になるかも!