伊勢日記 その9 内宮、その後で
内宮へのお参りを終え、すっかり腹ペコな我々は、ともかく腹ごしらえ。
伊勢に来たら、食べておきたい料理のひとつ、てこね寿しを食べることにしました。
「てこね寿し」とは、カツオのヅケを酢飯に載せた、漁師料理がルーツとなっている一品。
入ったお店は、おはらい町にある「すし久」。
この建物は、明治2年の遷宮のときに出た、宇治橋の古材で建てられているんですって! 民間では、神宮の古材を下賜された唯一なのだそうです。お店の創業は天保年間という老舗!
お店の中はこんな感じです。かまどでお湯を沸かし、お店の方が時おり汲んでいました。
てこね寿し、おいしかったです! 歩き疲れた体に酢飯が染みるし、カツオのヅケのおいしいこと! ボリュームもたっぷり。赤みそのお味噌汁も嬉しいお膳でした~。
お店を出て少し行くと、酒屋さんがありました。中で飲めるので、ちょいと一杯。
すっかり元気になったところで、猿田彦神社へ向かいました~。