続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

伊勢日記 その2 御塩殿神社

 痛恨の二見興玉神社を後にし(もっとも、痛恨だったことを知るのは、もう少し後ですが)、御塩殿へ。海岸線を歩いていけば、だいたい着くようです。
 正面から入りたいため、途中で海岸線を離れ、敷地をくるりと回り込むように歩きます。
 すると、趣のある鳥居が。

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 鴨長明も感銘を受けたようです。

f:id:korukun9951:20170507180729j:plain  ここは伊勢神宮の神事で使うお塩を作る場所です。

 鳥居の正面にあるので、ここが本殿かと思い、手を合わせてご挨拶しました。ところが、ここは塩を焼き固める作業をする場所でした(汗)!

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 その隣、こちらが本殿だったみたいです。「わー、内宮と同じ屋根だー」とか言っていたのに、このときはこちらが本殿だということに、まったく気づきませんでした。お恥ずかしい。申し訳ございません。

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 こちらは御塩焼所と 御塩汲入所。鳥居の奥が汲入所です。

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 駅へと向かう途中、気になる神社があったので、せっかくのなでお参りを。

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 小さな神社でしたが、趣のある場所でした。「朝日稲荷大明神」とありますが、すぐ近くに歴史のありそうな旅館・朝日館があります。きっと土地の神様なのでしょう。

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 駅までの通りには、古くからありそうな建物が並んでいます。さすが、二見興玉神社へと続く道ですね。
 御福餅も食べたかったのですが、電車の都合上、急がねばなりませんでした~。

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 この後、外宮へと向かうのですが、ちょっと飛ばして、宿での夜のお話。
 二見興玉神社から御塩殿神社へと向かう海岸で拾った巻貝を見ながらビールを飲み、宿に置かれていた古事記を読んで眠りにつきました~。

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