続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

ようこそ! セツコの部屋へ

 12月19日、池袋コミュニティ・カレッジの講座「ようこそ! セツコの部屋へ」に招かれ、イラストレーター・田村セツコさんと対談をしてきました。

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 田村さんとは、ストーリーゲートで知り合いました。「ストーリーゲート」とは、ネットで見せる紙芝居のようなサイトです。私も田村さんも、そこで作品をいくつか手掛けております。
 そのサイトの試写会の際、初めてお会いしました。そのときは『トゲなしサボテン』が上映されたのですが、田村さんがとても気に入ってくださって、たまたま持っていた同作の豆本をお渡ししたのが、ご縁の始まりです。

「ようこそ! セツコの部屋へ」は、毎回ゲストを招いて、田村さんと対談する講座です。
 僭越なことですが、田村さんとは、どこか同じ匂いを感じています。いたずらっぽい要素を、多分に含まれた方なのです。

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 せっかくなので今回、受講された方々に、豆本作りを体験していただきました。
 いつもはカッターやハサミでテキストを切るところから始めるのですが、今回は時間短縮のため、あらかじめ切ってあるものを用意しました。

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 カメラの設定がなんだか変わってしまったらしく、暗い写真になってしまいました(^_^;) でも、雰囲気は明るかったですよ。

 対談では、童話創作について、豆本作りについて、「いたずら心」は大切、といった話になりました。みなさん、メモを取りながら聞かれているのには、驚きました。メモを取るに値する話ができていたでしょうか(汗)。
 いろんなタイプの豆本を持ってきたので、それも見てもらいました。豆本に興味を持ってくれるといいな~。

 クリスマスも近いので、ささやかなプレゼントを用意していきました。中には折り本式の豆本が入っています。喜んでもらえて、よかった!

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 講座の後は、田村さんにちょっと飲みに連れていってもらいました。
 そこには出版社の編集長も来ておられました。田村さん、なんでも4月に新しい本を出版するらしく、その追い込みで忙しいらしいのです。
 私は他の方々と別のテーブルでおしゃべりしていたのですが、田村さん、ちょいちょいこちらにやってきてくれました。打ち合わせ、大丈夫だったかな?(^_^;)

 手塚治虫記念館で開催中の「マルチクリエイター 松本かつぢの世界展」のフライヤーをいただきました。絵は田村セツコさん。じつは松本かつぢさんは、田村さんの師匠なのだそうです。「くるくるクルミちゃん」は、田村さんに大きな影響を与えたそうですよ。
 この展示は、来年2月20日まで開催しています。ご興味のある方は、行かれてみてはいかがでしょう?

www.city.takarazuka.hyogo.jp

 


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