向島、甘味散歩
ふらり向島散歩。よく晴れて、気持ちのいい日でした。河津桜も満開です。
言問橋を渡り、牛嶋神社へご挨拶に行くと、結婚式が執り行われておりました。幸先いい感じ。
三囲神社にもご挨拶に行き、いよいよ第一甘味ポイント・言問団子へ。
630円で小豆、白餡、味噌餡の3種がいただけます。ちょっと歩いたから、お茶がおいしい。
喉を少し潤したところで、お団子を。どれを最初にいただきますか? 0.5秒ほど悩み、まずは小豆に決定。続いて白餡、シメに味噌餡の順にいただきました。小豆、白餡は団子を餡で包んでいる形ですが、味噌餡のみ、白玉粉を餅状にしたもので餡を包んでいる形。白餡が、特においしいと感じました。
団子を食べると、お皿の絵が見えてきます。都鳥。お皿は絵柄がいくつかあるんですね~。かわいい! 味噌餡を残すと、満月と都鳥というふうに見えますね。
ようじの入っている袋もかわいいので、栞として使うことに。
お会計を済ませると、お店の方に展示室も見るように勧められました。
歴代のお皿などが展示されていて、なかなか楽しいです。
展示品の中に、色紙に書かれた寄せ書きが。「花よりだんご」と書かれ、女性文人の名前が並んでいます。文壇女子会かな?
ん? 宇野千代の隣、これって……。
村岡花子だーっ!『赤毛のアン』大好きな私にとって、これは感激すべき出会い! 村岡花子が食べたお店で、同じ団子を食べられるとは!
もう充分満足な思いではありますが、せっかく向島に来たのだから、長命寺の桜餅は逃せないのであります。
緋毛氈の台でいただく桜餅は、風情がありますね。こうした雰囲気も含め、300円は安いでしょう。
ここの桜餅は、葉が3枚使われているのが特徴。餡も甘すぎず、桜の葉の香りもよくて、3個くらいいけそう。でもここは上品に、1個にしておきました。言問団子の後だしね。
ここにも文壇寄せ書きが。川端康成の名が目を引きます。
このあと両国へ移動なのですが、その前にもう1軒。
麩澤の麩饅頭を購入。5個1026円……だったかな? イートインはありません。まあ、言問団子と桜餅を食べた後なので、イートインがあってもお持ち帰りにしたでしょうが。
抹茶といっしょにいただいました。本物の笹の葉で包まれているところも、うれしい。
お麩なので、ちょっと変わった食感です。つるむにゅ。なんか、笑ってしまいます。
5個入りなので、彼女とふたりで、最後の1個を奪い合いました(^_^;) ケンカしたくない方は、割り切れる数を買うことをオススメします。