クラフト・エヴィング商會と、お花見と
ずっと行きたかったクラフト・エヴィング商會の展覧会に今日、やっと行くことができた。最終日前日である。
クラフト・エヴィング商會は大好きなアーティスト。想像力をくすぐられる作品ばかり発表している。著書のひとつに『ないもの、あります』という本があるけれど、まさにあることないこと混ぜこぜの世界が面白い。
会場は世田谷文学館。京王線・芦花公園駅から、歩いて5分ほど。
入り口前には、鯉の泳ぐ堀がある。ここで、蔵に上がりたそうにしている亀がいた。写真を撮ったら「なに見てんだよ!」と言わんばかりに、水中に戻ってしまった。ジャマしてごめん。
クラフト・エヴィング商會の生み出す「あるような、ないようなもの」たちは、生で見るとつい「あ、本当にあるんだ」と思ってしまそうになる。
中でも大好きなのが「雲母印本」。雲母は、薄っぺらい層がいくつも重なっている鉱物だけれど、これを本のページに見立て、表紙ラベルを貼った作品だ。ページをめくれば、ハリハリと崩れてしまいそうで、読むのが非常に困難な、儚い書物なんでしょう。
そんな調子で「天使の矢」「赤巻紙青巻紙黄巻紙」「稲妻の先のところ」などなど、引き込まれてしまう作品がいくつも展示されている。
ムットーニのからくり人形も観られて、お得な展示だった。
ムットーニも大好きです。
http://www.muttoni.net/
展示を楽しんだ後は、芦花公園で昼食。桜が咲き始めたというし、暖かだったので、朝からサンドイッチをこしらえて、持って行ったのだ。
相方が「オムレツの卵サンドが食べたい」というので、作ってみた。卵サンドと言えば、いつもはゆで卵を刻んだものをマヨネーズと和えたものをパンに挟んでいるのだけれど、オムレツもいいね!
コロッケサンド、BLTサンドも作った。ワインも忘れず、持っていきましたよ~。
芦花公園の桜は染井吉野ではなく「高遠小彼岸桜(タカトオコヒガンザクラ)」という種類だそうで、今が見頃。満開になったばかりという感じだった。
ほろ酔いで花見のハシゴ。井の頭公園にも行ってみた。
こちらの桜は、まだ二分咲といったところ。
しかしながら、花見客はすでに八分咲ですよ。この人混み!
池ではボートも総出動状態!
すっかり人酔いしました~!
酔い覚ましに西国分寺へ移動。クルミドコーヒーでお茶を飲む。
混んでいたのでしばらく待ったけれど、このお店はいつも楽しい。
相方は「クルミドケーキいちご」を、私はクルミドアイスを注文。アイスは2種選べるので「木の実」と「よもぎ」を選んだ。よもぎアイスなんて初めてだったけれど、さっぱりしていておいしかった。
写真左下の人形は伝票です。これをレジに持っていき、お会計をする。
このお店は、席にくるみが置かれていて、自由に食べていいことになっている。きのこ型の木製くるみ割りもかわいいでしょ?
久しぶりに、紙おしぼりでペンギンを作った。割ったくるみをかぶせたりして。
なんとなく童心に返ってしまうお店なのです。
ホームページもかかいいよ。
http://kurumed.jp/
楽しい休日でした~。