続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

コルクンの書斎

 入院している師匠のお見舞いに、コルクンの書斎を作りました。

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 今日は書斎ができるまでの日記でーす。
 書斎を作ることを思いついたので、とりあえず100円ショップに物色しに行ったところ、本の形をした箱を見つけました。これはちょうどいい!

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「部屋」という感じを出したかったので、まずは壁紙を貼りました。また、箱を立たせる場合、蓋を開けると据わりが悪くなるので、コルクの足をつけました。

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 書斎の主ですが、この前のワークショップの宣伝で活躍してくれたコルクンを任命。椅子も作ったので、ちょうどいいですね。

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 椅子だけでは、書斎感が出ません。やはり机を作らないと。

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 机の面は、アイスの棒で作りました。角の丸みは、アイス棒の先端の丸みを、そのまま活かしました。引き出しの取っ手もアイス棒の先端です。
 机っぽく見えればいいだけなので、引き出しは開かずともよかったのですが……やっぱり気になって、引き出せるようにしました。
 じつは引き出しは、作り直すこと3回。設計図を書いたりしないもので……。

 さて、机ができたところで、書斎のイメージをもう少しはっきりさせましょう。ダンボールで仮の棚板を作り、豆本を並べてみました。
 おっ! 書斎っぽい!

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 机の細部が気になります。引き出しを閉めているのに、なんか半開きに見えてしまう。これは机の面が、ちょっと小さいためです。少し幅を増やしました。
 うん、だいぶよくなった。

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 じつはこの幅増しをするのに材料が足らず、アイスを買いに走ることになりました。コルクンは喜んでいたけどね。

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 机の修整も終わり、もう一度書斎に収めてみました。いい感じです。
 ところが、ここまできて重大な設計ミスが発覚しました! はい、こちら!

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 蓋が閉まりません!
 チャームポイントだと思っていた引き出しの取っ手が、蓋の内側にぶつかってしまうのです。行き当たりばったりで作っていると、しばしばこういう失敗をします。
 仕方ないので、取っ手は爪楊枝の頭で作ることとなりました。

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 とりあえず蓋も閉まるようになったので、今度は棚の取りつけです。
 棚を壁に接着するだけだと、強度に不安が残ります。なので、支えをつけることにしました。
 この棒は、スタバのコーヒーをかき混ぜるときのスティックでーす。

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 このままだとヤボなので、スティックは壁紙と同じ紙で包むことにしました。ちゃんと模様も気にしましたよ~。
 斜めの支えも取り付け、これで完成!

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 余ったアイス棒で、ブックエンドっぽいものを作ってみました。軽いので、本をしっかり支えてくれないんですけどね~。

 先日、師匠のお見舞いに行った際、プレゼントしてきました。喜んでもらえたので、なによりです。
 お見舞いに来る人、お世話してくださる看護士さんたちにも楽しんでもらえるといいなー。


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