続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

伊勢日記 その12 本居宣長ノ宮、松阪神社

 2泊3日の伊勢旅行最終日。
 伊勢の神社はあちこち回ったけれど、拠点とした宿のある松阪はどうだろうか? 調べて見たら、立派な神社があるじゃないですか。本居宣長ノ宮、松阪神社と、ふたつの神社が、宿からそう遠くないところにありました。やはりご挨拶には行かないと。
 神社は、松阪城跡のすぐ近く。

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 せっかくなので、ここも散策してきました。あいにくの曇り空でしたが、本丸のあった場所はやはりかなり高いところで、街が見下ろせました。

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 お城の跡をくるりと回るようにして進むと、鳥居が見えてきます。ここが本居宣長ノ宮。
 本居宣長は、江戸時代の国学者ですね。神社は、記念館と隣接しています。

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 記念館脇の石段を上ると、本殿があります。

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 ご挨拶をし、御朱印を……と思ったのですが、社務所には人の気配がありません。とりあえず、境内を見て回ってからにすることに。

 末廣稲荷大神というお社がありました。もともとは紡績会社の工場の中にあったそうですが、工場閉鎖にともない、ここに遷座されたそうです。

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 じつはここはすでに松阪神社の境内だったようです。本居宣長ノ宮と松阪神社は隣接していて、いつの間にか境界を越えていたみたいです。

 こちらが松阪神社。2泊3日お世話になったお礼をしました。

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 境内には少名彦那尊御社がありました。

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 少名彦那尊御社の鳥居をくぐってすぐ右手に、白龍大神の小さなお社があります。

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 風格のある御神木。ずっと松阪の街を見守ってきたのですね。

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 こちらの社務所にも、人の気配がありません。でも、呼び鈴があったので押してみると、神主さんが出てきてくれて、御朱印をいただけました。

 本居宣長ノ宮に戻ってみたのですが、やはり人の気配なし。呼び鈴もありません。諦めきれず、記念館の方へ行ってみると……おおっ! ここに呼び鈴が!
 松阪神社同様、すぐに来てくださって、御朱印をいただけました。
 お読みになってわかるかと思いますが、隣接してはいても、本居宣長ノ宮と松阪神社は、ぜんぜん関係ない、ふたつの神社です。立ち寄られる方は、注意しましょう。

 帰り道、ちょっと眺めのいい場所に出ました。ここは御城番屋敷だったところだそうです。なんだか、当時の風景が浮かんでくるようでした。

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