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続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

雑司ヶ谷散歩 威光稲荷

 すぐに終わる用事のために、池袋まで行くことになりました。とんぼ返りももったいないので、ちょっと散歩をすることに。
 学生時代、ちょいちょい通りがかった雑司ヶ谷鬼子母神堂。そのころは神社仏閣に興味がなく、ただ通り過ぎるだけでした。いい機会なので、お参りすることにしました。

 池袋駅からジュンク堂の脇を曲がり、細い道へ。何度も通った道ですが……あれ? こんなところにお稲荷さん? 「威光稲荷尊天」とあり、奥に赤い鳥居が並んでいます。
 抜け道みたいな細い道の途中に、突然ある感じです。でも、向かい側の壁の向こうは、法明寺のお墓。そんなに不思議でもないですね。

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 何度も通った道ですが、これまで興味がなかったので気づかなかったようです。せっかくなので、お参りしました。
 小さなお堂なのだろうと思ったら、ちょっと意外。細い参道はなんどか折れ曲がり、最後は階段。奥行きがありました。

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 階段を上ると、お堂があります。

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 ちょっと「わぁ」という、嬉しい気持ちになりました。拝殿左手に下りの階段があり、苔のじゅうたんが広がっているのが見えたからです。ご挨拶を済ませ、階段へ。

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 なんとも心地いい空間です。
 ご神木も階段を下りたところにあり、その周りにもお堂があります。
 ちょっとユニークなお顔の神狐。

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 こちらは躍動的な神狐。お鼻が欠けてしまっています。古い神狐なのでしょうね。

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 さらに古そうな神狐。もうお顔がありません。

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 こうした像を気味悪がる人もいますが、私は愛おしく思います。欠けてなお、大切にされてきた時間を感じるのです。石の体は仮初のもので、白く輝く本体が、近くに凛と座っているような気がします。
 ここでは御朱印がいただけました。受け付けに声をかけると、わざわざ法明寺の方を呼び出してくださるみたいです。ご足労おかけいたしまして、ありがとうございました!


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