日本橋・福徳神社
正月三日、日本橋に出かけることになったので、福徳神社に初詣に行ってきました。COREDO室町にある、小さな神社ですが、初詣の参拝客でにぎわっていました。
新しい神社のように見えますが、御由緒によれば、貞観年間(859~876)には鎮座していたというのですから、相当古い神社ですね。「芽吹稲荷」とも呼ぶのかな? いただいた御由緒のプリントには「芽吹稲荷」の文字もありますが、とくに註釈がないので不明。
稲荷神社ですから、主祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。相殿として天穂日命(あめのほひのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少名彦名命(すくなひこなのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、三穂津媛命(みほつひめのみこと)が、合祀として弁財天、太田道灌、徳川家康が祀られているそうです。
行列かちょちょっと抜け、手水舎で手と口を清め、またちょちょっと戻ります。でも、見ていると、行列の7割くらいの人は、清めずに参拝してしまうようですね。知ら愛のはしかたないとして、清めてる人もいるのだから、見よう見まねでもいいから、作法に則るべきなんじゃないかなぁ?
ここの神狐は、宝珠と鍵をくわえていました。
新年のご挨拶を済ませ、おみくじを。さてさて、どんなお言葉がいただけるのでしょう?
末吉! えー、おみくじに順位をつけるなら、大吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶だそうでして……。順位的にはあまりよくないのでショックを受けますが、内容をよく読むと、そうでもないです。例えば「願望 気長に構えるべし いずれかなう」とか「学問 全力を尽くせ 今なら開花する」とか「病気 心穏やかに 治る」などなど。気になることと言ったら「対人 疑念を抱かれる」くらいでしょうか。
おみくじは木の枝や、それ用に張ってある紐に結んで帰る人もいるようですが、私は新年最初のものは財布にしまって、1年間持っていることにしています。
社務所に御朱印をお願いしたところ、40分ほど待つと言われました。この混みようですから、それもそうでしょう。
ここは幸い、待ち時間の間に見て回れるところがたくさんあります。お隣のCOREDO室町を探索。1階ににんべんのショップがあり、お出汁を100円で飲めるので、ちょっと1杯。塩と醤油で味付けをしてすすると……うまっ! なんだか、力が湧いてくる味だなぁ。
なかなか楽しい初詣でした(*^_^*)