埼玉県こども動物自然公園
東京に雪が降る前の話ですが……。東松山市にある、埼玉県こども動物自然公園に行ってきました。彼女が片野ゆか著『動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー』(集英社)を読んで、どうしても「ペンギンヒルズ」を見たい、と言い出したので。
そんなわけで、ゲートをくぐると、わき目もふらずペンギンヒルズに直行しました。
ペンギンと言ったら、南極の氷の上をペタペタ歩いているイメージですが、実際は草原に暮らすペンギンも多くいるのだそうです。そうしたペンギンたちの暮らす環境を考慮して作られたのが、ペンギンヒルズなのです。
わき目もふらなかった理由は、もうひとつ。ペンギンたちのご飯の時間が迫っていたからです。園内は広く、加えて上り坂で、急ぎ足でもけっこう時間がかかりましたが、なんとかご飯タイムに間に合いました!
翼の根本についているリングの色で、ペンギンの名前がわかるようになっています。どのペンギンがどのくらいエサを食べたかも、カウントしているようでした。
お腹が膨れると、ほとんどのペンギンがひと泳ぎ。ここのプールは造波装置がついており、波が立ちます。ペンギンには、それが心地いいみたいでした。
まだ大人になりきっていないペンギンが1羽「もうホントにご飯ないの?」とでも言いたげに、飼育員のほうをじっと見つめておりました。
プールの向こう側はガラス張りになっているので、水中でのペンギンの姿を見ることができます。陸上でのよちよち歩きとは違い、速い!
ひと泳ぎした後は、日向ぼっこタイム。
この動物園では、ペンギンと人の距離が近いです。だって、柵とかないんだもん。でも、ペンギンに触るのは禁止。つつかれると、けっこう痛いらしい。ペンギンが歩いてきたら、道をあけてあげるのがルールです。
丘のほうには、ペンギンたちの巣があります。みんなプールに行っていましたが、1羽だけ残っていました。
よちよち歩きの動画撮影もできた!
さて、ここでたいへんなミスが発覚しました。デジカメにメモリカード入れ忘れた!
そんなわけで、枚数制限が設けられ、気軽にパシャパシャと撮れなくなりました。まあ、フィルム時代は、普通のことだったんですけどね~。
動物園は広いというのに! まだペンギンしか見てないのに!
こちらはレッサーパンダ。木に登ってました。梢の隙間から、腹黒さが伺えます(笑)。
ミーアキャットは、日向ぼっこ中。
プレーリードッグのコーナーには、客が顔をのぞかせることのできる透明ドームあり。これは近い!
ふくろうもお昼寝中。広場のステージでは、ふくろうのショーもあるみたいです。残念ながら、タイミングが合わなかった。
キリンって、大きいよね! 親子、仲良さげでした。
シマウマのシマを観察。できればお尻側の写真も撮りたかった!
コアラの親子、かわいいなぁ。
ヨダカと言ったら、宮沢賢治の『よだかの星』ですよね~。こんな顔でした。
ペンギンヒルズと並んで見たかったのが、カピバラ温泉。時間になるとプールにお湯が張られます。ただ、この日はぽかぽかと暖かかったため、カピバラたち、ぜんぜんお風呂に行かない! 子カピバラは、行くには行くけれど、浸かるのではなく、飲んでました(^_^;)
飼育員、やむを得ずヤラセ作戦。お湯に白菜を浮かべ、カピバラを誘導。食いしん坊の1頭が浸かりながら、もしゃもしゃ食べてました。
しかし、浸かってしまえば、やはり気持ちいいらしく、お湯の中でごろごろしたりもしてました。
見どころがたくさんあって、見て回るには1日がかりですね。じつに面白いです。
「なかよしコーナー」では、モルモットやウサギ、ヒヨコを抱いて、穏やかな笑顔を浮かべている子どもたちの姿がありました。親はとろけちゃうね。
それにしても、デジカメにメモリカードを入れ忘れたのが、返す返すも悔やまれる~!
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