豆本&お話作り教室in宮前小学校 その2
9月8日、目黒区の宮前小学校で、豆本&お話教室を開いてきました。あいにくの雨でしたが、みんな、集まってくれてありがとう!
前回もそうでしたが、今回も定員を倍近く上回る申し込みがありました。本当は希望者全員に教えてあげたいのですが、人数が多すぎると、どうしても目が行き届かなくなってしまいます。抽選に外れてしまった子どもたち、本当にごめんなさい! 今月19日、20日と、三軒茶屋・キャロットタワー3~5Fで催される「世田谷アートフリマ」でも豆本ワークショップやりますので、よかったら遊びに来てください!
簡単な自己紹介のあと、さっそく豆本作り開始。いつも通り、種類の豆本の中から1冊、作る本を選んでもらいました。
その中に『コルクンのどんぐりもせいくらべ』という作品があるのですが(このブログのタイトルにもなってますね)、ことわざとしては「どんぐりの背比べ」が正しいって説明するの、忘れたなぁ。間違って覚えなければいいけど……。
作るスピードには、個人差があります。ましてや2年生と6年生では。全員が完全に作業を終えてから次の行程に進むのが理想的ですが、あまり差があると、先にできた子が退屈してしまいます。毎回課題になることですが。
今回はPTAのお母さんたちの人数が、前回もよりも多かったので、かなり助けてもらいました。お母さん方、フォロー、ありがとうございます!
無事豆本が完成し、続いては「お話作り」へ。1時間半という短い時間の中で、豆本もお話も作ることは無理なので、お話作りの入り口として「キャラクター作り」を体験してもらいました。
このようなプリントを配り、コルク人形がどんなキャラクターなのかを考えてもらいます。前回の反省をもとに、今回は「なるべく隣の子の考えと同じにならないように」と言っておきました。せっかくですから、オリジナルのキャラクターを生み出してもらいたいものです。
すらすら書きだす子もいれば、なかなか書けない子もいます。でも、楽しそうにしてくれていたのなにより。いろいろなキャラクターが生まれました。
この子が考えたのは「コルルン」と「コルリン」。コルク王国ではみんな、男はコルルン、女はコルリンなのだそうです。独特の世界が生まれていますね~。
他にも、人間を食べてしまうという恐ろしい子がいたり、冒険好きで森に住んでいる子がいたりと、さまざまなキャラクターが生まれました。中年男の設定で、居酒屋は好きだけど、Barは嫌いという、すごくおっさんくさいキャラもいましたよ(笑)。
発表を始めると、初めは恥ずかしがっていた子も、笑っているうちに気持ちがほぐれ、最後は我も我もと押し寄せてきました。
「キャラクター作り、面白かった!」と、わざわざ言いに来てくれた子がいたのは、嬉しかったなぁ。その子は講座終了後も残って、ホワイトボードに絵を描いて、完全オリジナルのキャラクター作りをして遊んでいました。お話が書けるといいね!