続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

新年大阪旅行6 住吉大社・楠珺社編

 大阪旅行最終日。お宿を提供してくれた友人Tに別れを告げ、住吉大社へ。天王寺駅で下車し、アベノハルカスを外側からチラ見した後、阪堺線で移動。
 ところが、阪堺線の乗り場が見つかりません。路面電車と聞いていたので地上を探していましたが、乗り場は地下にあるんだね~!
 チンチン電車、かわいいです。気分が高まる。

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 1月5日。友人Tからは「まだ初詣客もいるし、『マッサン』効果で観光客もいっぱいいるから、覚悟しておくように」と言われていたけれど、まだ時間も早かったので、それほどでもありません。この後、続々と人が来ますが。

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 鳥居手前の狛犬は、大きくて立派ですね。屋台が出ているので、うまく撮れなかったのが残念。

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 反橋を渡るのもうれしい。

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 橋を渡った先にも狛犬。うーん、吽のほう、メーテルみたいな帽子を被らされているので、ツノがあるのかどうかわからん。たぶん、あると思います。

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 手水舎は兎。神功皇后住吉大社を建てたのが辛卯の年、卯月、卯日だったことから、兎が神使となったそうです。

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 住吉大社の御祭神は、第一本宮が底筒男命(そこつつのおのみこと)、第二本宮が中筒男命(なかつつのおのみこと)、第三本宮が表筒男命(うわつつのおのみこと)を祀っています。この三柱の神の総称が「住吉大神(すみよしおおかみ)」だそうです。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が伊邪那美命(いざなみのみこと)を連れ戻しに黄泉の国に行った際、海で穢れを落としたところ、生まれたのがこの三柱の神だそうです。ここに第四本宮の息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后を加わり、住吉大社となっています。

f:id:korukun9951:20150111091548j:plain     仕事始めということもあり、背広姿の方が目立ちました。社員みんなで初詣に来ているみたいですねー。これまであまり神社に興味がなかったので、私にとっては新鮮な光景です。

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 本殿は「住吉造」で、いずれも国宝だそうですよ。

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 お参りを済ませ、境内の見学。翡翠でできた兎がいました。体の悪いところを撫でると、ご利益があるそうです。とりあえず、全体を撫でましたけど。つるつるすべすべで気持ちいい!

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 大きなおみくじもありました。金額は普通のおみくじと同じですね。当たり前か。

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 摂社の船玉神社。帆船の絵が気を引きます。

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 ひと通り見学したあと、もう一度手を合わせ、おみくじをひきました。なんと、相方と同じ文言が! 互いに助け合っている、助けられていることを意識しなさいということでしょうか。

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 住吉大社の裏手には楠珺社があります。ここも行きたかった神社。

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 楠珺社と言えば、なんと言っても招き猫ですね!
 小さな招き猫が売られていて、奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げたものを求め、48体集まったら満願成就の証として納める。するとひと回り大きな招き猫がいただけるという仕組み。招き猫は大中小とあるので、大猫が一対揃うには、とても長い年月がかかるのです。
 境内には、こうして納められた招き猫がずらり。

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 私も相方も、そうそう来られないので、右も左も買わせていただきました。

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f:id:korukun9951:20150111095410j:plain立派な夫婦楠

 今回お世話になった友人Tに「五大力の石を戻してきてほしい」と頼まれました。
五大力の石」とは、第一本宮脇の五所御前で拾う石のこと。無数にある小石の中に「五」「大」「力」と書かれた石があり、この三つを拾ってお守りとして持つ。なかなか見つからないらしいです。
 私も挑戦するつもりでいましたが、なんとお休み!ベニヤ板で囲まれていました。隙間からなんとか石を取っている人もいましたが、なんかそういうのは浅ましい気がして、友人Tに託された石を戻すだけに留めておきました。

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 さあ、お参りも終わったところで、屋台巡り! いっぱい出てるんだもん、なにかひとつは食べなくちゃ! というわけで「まんまる焼き」という、お好み焼きの小さい版みたいなのを食べました。うーん、縁日の味わい!
 他にもサザエのつぼ焼きなんかも売られていた。「屋台」と言っても、奥に座敷みたいなスペースを設けている店も。会社で来ている初詣客が、ついでに新年会やるにはちょうどいいね! 楽しそう!

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 住吉公園に移動し、次にどこへ行くかを検討。公園にも狛犬がいます。

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 ガイドブックを広げていると、すずめが「なんかくれへん?」とやってきました。

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 天気もよく、暖かな日でよかったな。
 招き猫は、手作りの小さな座布団に座って、我が家の棚におさまりました~。

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