わたしのマーガレット展
相方が友人と行く予定だった展示会。台風の影響を考慮して中止となったので、急遽私が連れて行かれることになった。なにせチケットは買ってしまっていたので。
少女マンガ雑誌「マーガレット」が50周年を記念して開かれたこの展示。思い入れのある人には、こたえられない企画なわけです。
……そう、思い入れのある人には。多くの男性がそうであるように、私も「マーガレット」読んでませんでした。読んだことのある作品と言ったら『ベルサイユのばら』と『伊賀のカバ丸』のみ。あとはアニメで『アタックNo.1』、『エースをねらえ』を知ってるくらい。古本屋で働いていたこともあるので、タイトルだけは知っている作品は多数あるけれど、完全にアウェイです。
入場前のようすがこちら。男性はほとんどおりません!
とは言え、まったくついていけないわけでもないのです。『ベルばら』はけっこう好きで、宝塚の舞台も観たことありますから。
50年という歴史はさすがで、お客さんの年齢層が広い! 小学生からおばあさんまで! 愛されている雑誌なんだなぁ。
入場すると、まず小さなスペースで、4分ほどの映像を見なくてはならない。これは飛ばすことができない、必須プログラム。見終わらないと、会場への扉が開かないのだから。
過去50年間の、キュンとする場面やセリフが現れては消えてゆき、ファンはこの時点で感涙してしまう。私はぽかーんとしてましたが。でもね、私に伝わらないだけで、編集はすばらしいですよ! だって、50年分の胸キュンを4分に集約してるんですから! 思い入れがあったら泣いちゃうよ。
原画は繊細です。そりゃあ、恋愛を題材にした少女マンガですから、繊細さ命ですな。カラー原画なんか、知らない作品でも、それなりに感心してしまう。
会場内には、写真撮影OKなところもあった。
こちらは実写版『ホットロード』で使われたバイク。
うーん、能年玲奈は好きだけれど、原作読んでないし、映画見てないしで、いまひとつ盛り上がりに欠ける。
しかし、次の撮影スポット!
等身大オスカル&アンドレ! これはテンション上がります!
思わず私も、フランス革命に参加してしまいました。シトワインヤン!
あ、これ、マイ・フランス国旗じゃないですからね。脇に置いてあって、自由に使えます。
出口付近に、ガラスの屏風が置かれていて、そこには今流行の作家が絵を描いていた。ガラス板に油性マジックで、直に描いている。それでいて高いクォリティ! 知らない作品ばかりだったけど、写真撮りたかったなぁ。プロって、すごいなぁ。
ひと通り見終えた後のお楽しみは、ミュージアム・ショップです。相方、さっきまでの潤んだ瞳は捨て、ハンターの目に! 7000円も使った。
では、ここからは、相方のお土産セレクション。『ベルばら』を中心に購入。
ベルばらマグカップ。出勤前にこれでお茶を飲んで、気合を入れるそうです。
カップ全体の絵柄がわかるように、ちょっとずつ回しながら撮影・編集してみました。
続いてはこちら。
一見2冊の単行本ですが、中身は付箋紙です。
効果的に使えば面白いよね。私も、友人へのお土産に買いました。
続いては一筆箋。これはガイドに従って畳むと、オスカルのシャツになる。
ベルばらグッズはこの他、クリアファイルを買ってました。
あと、こんなのも購入。
『エースをねらえ!』のセリフ入り絆創膏。
私はこの絆創膏がお気に入り。Theスポ魂!
私の友人に『伊賀のカバ丸』大好きな人がいるのだけれど、カバ丸グッズはほとんどなかったなぁ。ポストカード買いました。
「バッチリついて行った」とは言えないけれど、それなりに楽しめました。マーガレット読んでた人には、たいへん喜ばれる展示でしょう!