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続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

夢と現実の繋がり

 5日早朝、ちょっと大きな地震があった。都内では震度5を記録したところもあった。所沢は震度4。
 そのとき私は、まだ眠っていた。そして夢を見ていた。弁当箱に、牛丼を詰めている夢である。「牛丼専用」とでも言うべき弁当箱で、左上に紅生姜を入れるスペースまであった。ここに、ぎっちりと紅生姜を詰めたかったようで、私は、箸の先で突きまくって押し込んでいた。それはもう、振動で台所が揺れるくらいの……というところで目が覚めた。
 地震の揺れが、こんな夢を見させたのだろう。
 牛丼弁当を作っている夢を見ている最中に、地震があった。脳としては、この予期せぬ事態に、夢の辻褄を合わせようとしたのだろう。結果「紅生姜マシンガン詰め」という技が生み出されたのだろう。

 小学校の3年か4年のとき、こんな夢を見た。
 縁日で買ってきたひよこが、近所の野良猫にくわえられ、持ち去られようとしている。私は慌てて、猫の口からひよこを奪い取った。しかしすでに息絶えている。「死んでしまったんじゃ仕方ない」と思った私は、ひよこを猫に持たせてやった。まったく、変な夢だ。
 翌朝、祖母に「なんで枕を持っていくの!」と怒られた。なんのことだか、さっぱりわからない。
 その当時、私の部屋と祖母の部屋は、襖で仕切られた隣り合わせだった。祖母の話によると、眠っていたら、私がいきなり枕を奪い、自分の部屋に引き上げて行ったらしい。祖母が返すように言うと、素直に従ったようだ。
 たぶん、猫の口からひよこを奪い返したとき、現実の世界では祖母の頭の下から枕を引き抜いたのだろう。

 夢って、不思議だなぁ。


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