続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

ムーミンウェディング・ご協力のお願い

ご協力のお願い

「ムーミンウェディング」というベントをご存じでしょうか? フェインエアーの企画で、「3組の日本のカップルにフィンランドのムーミンワールドで愛らしいムーミンの登場人物たちに見守られながら誓いの言葉を交わすチャンスをご用意しました」というものです。すでに最終候補10組に絞られております。最終決定方法は、閲覧者の投票数が多かった上位3組。
ここに、ぜひ応援したカップルがいます。最終エントリーされている9組までは男女のカップルですが、ひと組だけ、女性同士のカップルが...いるのです。エントリー名は「Mami Hagiwara」さん。他の方々はすでに結婚されていますが、このカップルだけは結婚できていません。日本の制度で、認められていないからです。
だからこそ、私は、Mami Hagiwaraさんに「ムーミンウェディング」を勝ち取ってもらいたいのです。
現在Mami Hagiwaraさんの得票数は、3位と4位を行ったり来たりしています。あと一歩ですので、どうかご協力をお願いいたします。「投票は11月29日まで」となっておりますが、不具合により12月3日までとなりました。ラストスパートなのです。

エントリーカップルの閲覧数やコメント数を見ると、Mami Hagiwaraさんは余裕で3位以内に入っています。それがなぜ苦戦を強いられているのかと言えば、おかしな投票システムによります。なんと、ひとり1票ではない! パソコンからだと1時間おきに10回、スマホからだと30分おきに10回の投票ができるのです。しかもスマホの「機内モード」とやらを使うと、何回でも投票できてしまうらしいのです。「そんなアホな!」と思うところですが、主催者側はクレームに対し「みんな同じ条件なんだから、ノープロブレム」なのだとか。私には、かなりプロブレムに思われますが……。

私は中学生くらいまで、「バカ」「アホ」などと同様に、「ホモ」や「オカマ」といった言葉をからかいの文句として使っていました。周りも、そうした風潮でした。私は、人の多様性を認めておらず、認めていないということにすら気づかず、無邪気に人を傷つけていました。深く反省しています。「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼いころから身についてしまった偏見を取り払うことは、なまなかなことではありません。「自分は偏見を持っている」と自覚し、気づく機会があったら、その都度取り除いていくしかないのです。踏みつけているほうと、踏みつけられているほうでは、明らかに前者が謝らなければならないのですから。

私は、自身の反省を込めて、Mami Hagiwaraさんを応援します。同姓のカップルが、たくさんの人に祝福されるということが、どれほど大切なことかを考えれば、今回の「ムーミンウェディング」では、Mami Hagiwaraを応援せずにはいられないのです。
いろんな形のカップルが、コソコソ笑われたりしない世の中になるためには、「いろんな形がある」ということが普通にならなければなりません。
ですので、ご賛同いただける方は、どうか1票……いえ、とりあえず10票をお願いいたします! できれば、思い出したときに、ポチポチポチポチッと10票をお願いいたします。
下記のアドレスにアクセスしていただくと、Mami Hagiwaraさんのエントリーページが開きます。「このエントリーに投票する」をクリックすると、1票が投じられます。
添えられているMami Hagiwaraさんの文章を読んで、他のエントリーカップルのと比べてみて、もしご賛同いただければ、どうかよろしくお願いいたします。
https://apps.facebook.com/meltwaterpromo/678797/entry/678838