続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

おっと、ひょうたん

 階下の方が、グリーンカーテンを作ろうと、朝顔とヘチマを植えた。それがぐんぐん伸びて、我が家のベランダにたどり着いたのは、先月終わりのこと。階下の方はなんだか気にしていて「切っちゃっていいですからね」と申し訳なさそうに言ってくれるのだけれど、どうしてどうして、けっこう楽しみにしている。
 朝顔なんか、巻きついて欲しくないところに伸びてきたのを、巻きついて欲しいところに誘導すると「あ、こっちでしたか」と、素直に従ってくれて、とてもかわいい。
 我が家にもグリーンカーテンが期待できるほど成長してきているので、麻ひもを張った。朝顔はすくすくと伸びている。

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 一方、ヘチマはと言うと、こちらも元気だ。朝顔は一本の蔓が支柱にくるくる巻きつくのだけれど、ヘチマは蔓からさらに触手のような細い蔓を伸ばし、それが支柱に巻きつくことで、本体を支えながら伸びる。
 ヘチマだとばかり思っていたのだけれど、最近になって、ひょうたんだったことがわかった。白い花が咲き終わった後、花の根元が小さなひょうたんになったのだ。
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 ヘチマでも嬉しかったけれど、ひょうたんだとなお嬉しい。できたら、七味入れなんかにしたいところだけれど、素人には難しいんだろうなぁ。

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 こちらは掌サイズに成長した。かわいいなぁ。