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続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

島根旅行 その8  出雲阿国・出西窯

島根旅行

「出雲」と聞いて思い浮かべるのは、「出雲大社」ともうひとつ「出雲阿国」。稲佐の浜と出雲大社をつなぐ道の途中に、出雲の阿国のお墓がある。せっかくなので、お墓参りさせてもらった。

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 お墓は、小高い丘の上にある。歌舞伎の祖と言われ、出雲大社の巫女でもあった阿国。この自然石が墓標だ。平らな石の上で、舞を舞いそうな気がする。

 出雲大社前に戻り、神門通りでぜんざいを食べる。一説には、出雲がぜんざい発祥の地と言われているので、食べておかねば。

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「いづも屋」に入り、相方は温かいぜんざいを、私は冷やしぜんざいを注文。温かいほうには焼いた餅が、冷たいほうには白玉が入っている。添えられた塩昆布がにくい。炎天下を歩いた体に塩分がしみる。

「俵屋」で俵まんじゅうを買う。俵の形をしたかわいいまんじゅうで、中はお米に見立てた白あんが入っている。
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 一畑電車に乗り、出雲市駅へと戻る。
 相方が見てみたいという窯がこの近くにあるので、見に行くことにした。「近く」と言っても、歩けばけっこうな距離があり、バスもない。道もよく分からないのでタクシーで行く。10分程度で着くと、事前に調べてあった。
 出雲市駅北口のタクシー乗り場で、タクシーに乗る。ずいぶん走った気がする。歩こうなどと思わずによかったけれど、料金メーターもどんどん上がっていく。
 たぶん、10分ちょっとで着いたのだろう。料金は1600円。普段タクシーに乗らず、バスや電車の料金に慣れた身にはビビる値段だ。とは言え、もう来てしまったのだから、楽しむしかない。
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 まずは売り場をぐるりと見て回る。2階もあって、けっこう広い売り場だ。
 相方がお皿を2枚購入。包んでもらっている間に、隣の窯場を見学する。
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 職人さんが仕事をしているので、見学するのもちょっと遠慮がちにしていた。すると、職人さんのほうから「どうぞ、奥まで見て行ってください」と声をかけてくれた。窯の中まで見られて、嬉しいなー。
 お店に戻ると「どうぞ、お茶飲んでいってください」と言われた。売り場の隣はセルフサービスの喫茶コーナーになっている。無料のサービス。コーナー内のカップや湯飲みは自由に選んでいいので、楽しい。
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 私は白いカップ、相方は茶色いカップを選んだ。窯ならではのサービスだね。
 コーヒーを飲み終え、タクシーを呼ぶ。お店の人に尋ねたけれど、やはりタクシーしか交通手段はないようだ。小さな観光バスが駐車場に停まっていたので「駅まで、いや、バス停のあるところまででいいから乗せてくれないかなー」なんて、都合のいいことを思う。もちろん、そんな図々しいお願いはできないので、妄想に止めておく。
 帰りのタクシーは1460円だったかな? 行きより安かった。これは、行きに乗った場所がいけなかった。出西窯に行くなら、タクシーは、駅北口ではなく、南口から乗るべきだったのだ。迂回した分、行きのほうが高くなった。

 再び出雲市駅。駅ビル内で涼みながら、雑貨店をのぞく。トイレに行ったついでに一畑電車の時刻表を確認すると、発車までわずか2分! 慌てて相方の携帯に電話するも、つながらず。ダッシュで戻り「あと2分!」と叫ぶと、事情を察し、相方も走る。改札でパーフェクトチケットを出そうとカバンを探ると、駅員さんが「いいから乗りな!」と言ってくれた。滑り込みセーフ! ありがとう、駅員さん!

 松江しんじ湖温泉駅に着いたのが18時くらいだったか。ここまで戻ってくれば、あとはのんびりだ。とりあえず夕食を食べる。
 ぶらぶら歩いていると、翌日昼食を取る予定だったお店を発見。のれんも出ているし、ここで食べることに。
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 浪花寿司というお店で、名物は「むし寿司」。アラ汁がついて1050円という、お手ごろ価格だ。私もこれを食べる予定だったけれど、お店の外に「いなりずし」の文字が見えてしまった。持ち帰り用のようだったけれど、尋ねてみたら店内でも食べられると言ってくれた。これにお酒としじみ汁を注文したところ「ごめんなさい。宍道湖のしじみがちょっと取れなくなってきて、今日はないんですよ」と言われた。宍道湖と言えばしじみのイメージだけれど、少なくなってきているのかなぁ? 代わりにアラ汁をつけてくれた。「アラ汁」と言っても、さすがお寿司屋さん、上品な味です。
 いなりずしも甘すぎず、おいしかった。相方もむし寿司に満足したようすだ。味もよかったけれど、このお店はおかみさんの接客が気持ちいい。変な時間に入店したため、他に客がいなかったのもよかったのかな。
 お会計のときに、いなりずしにつけてもらったアラ汁の料金が入っていなかったので言うと、サービスだと言う。あんなおいしいお汁がサービスとは。今度松江に来たときにも、またこの店に来よう。そう思わせるお店だった。

 橋の上から、我らが宿・野津旅館が見えたので撮影。
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 ちょっと不思議な形をしている。
 すでに布団を敷いてくれていた。「狭い」と聞かされていた部屋だけれど、ぜんぜんそんなことないでしょう? テレビもあるし。
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 初日もそうだったけれど、茶菓子が用意されていた。初日はクッキーだった。この日は「どじょう掬いまんじゅう。ひょっとこが手拭いを被ったまんじゅうだけれど、包装を取ると、なんとも言えず頼りない顔になるのが笑える。
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 くたびれた相方を残し、またイオンに買い物に行った。いなりずしだけでは、ちょっとお腹が埋まらなかったもので。
 島根のワインを購入。買ったはいいが、コルク抜きがなかったので、フロントで貸してもらった。自宅から持ってきたパワー丸(ドライフルーツ、ナッツぎっしりのパン)をつまみに飲む。このパンは非常食にもなるし、ワインにも合うなぁ。
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 明日は最終日。のんびり松江見物だ!