続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

鷽替え神事 上野・五條天神社

 1月25日。朝5時半起床。6時出発。この時期、外はまだ暗い。
 この日は鷽替え神事本番。目指すは上野の五條天神社

f:id:korukun9951:20200202125916j:plain

 五條天神社前に着いたのは7時20分ごろ。すでに行列ができていました。

f:id:korukun9951:20200202125855j:plain
 木彫りの鷽の授与は9時から。しかし「200体限定」とも聞いていたので、早めに来たつもりでしたが……。待っている間に列はどんどん長くなっていきます。並んでいても「はい、無くなりました」なんてこともあるのでしょうね……。

f:id:korukun9951:20200202130421j:plain

 9時きっかりに、列が動き始めました。鳥居が見えてくると、いよいよという気がします! ちなみに、こちらの鳥居は車道側。公園側の鳥居はこちらです。並び始めたときは、ちょうど公園側鳥居の前。ぐるりと回って、やっとたどり着いたわけです。

f:id:korukun9951:20200202130701j:plain
 授与所に来ると、紙袋に入った鷽が、三宝に積み重なって置かれていました。「お好きなものを」と言われたので、一番高い列の一番上を取りました。1500円です。
 どんな子が来たのかなーと取り出してみると……

f:id:korukun9951:20200202131954j:plain

 なななんと! 金鷽です! 初めて求めたのに、なんと縁起のよい! 神社に迷惑をかけないよう、お釣りがないよう小銭を用意してきた甲斐がありました。あ、鷽だけでなく、御朱印にしろお守りにしろ「買う」のではなく「いただく」ものなので、お釣りがないようにするべきであるという話を聞いたことがあります。もっともだと思ったので、私はできるだけ100円玉、500円玉を用意して神社にお参りすることにしています。もちろん、お釣りはくれますけどね。
 参拝を済ませ、御朱印をいただき(300円)、境内にある北園稲荷神社にもお参り。こちらでも御朱印がいただけます。

f:id:korukun9951:20200202132858j:plain
 あと、撮影禁止だったので写真はありませんが、境内には穴稲荷もあり、こちらもお参りさせていただきました。鉄製の門を開けて入らなければならないので尻込みするかもしれませんが、神秘的な雰囲気が強く、神妙な心持ちになりました。こちらへもお参りすることをおすすめします。
 さて、次は湯島天満宮。近いので、この2社は回ろうと決めておりました。
 不忍池の脇を通ります。ここのゆりかもめ、ぜんぜん人を怖がらない。写真も近くで撮らせてくれますよー。

f:id:korukun9951:20200202133844j:plain

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

人気ブログランキング

亀戸天神社・香取神社

 1月24日、25日は、亀戸天神社で「鷽替え神事」が執り行われました。木彫りの鷽の授与があるので、この日を楽しみに待っておりました。

f:id:korukun9951:20200126152537j:plain
 木彫りの鷽に目覚めたのは、大宰府天満宮をお参りしたときのこと。この日は鷽替え神事ではなかったのですが、前日、たまたま博多の民芸品屋さんで大宰府天満宮の鷽を見つけ、購入したのがきっかけです。
 民芸品屋さんでの出会いもいいのですが、できればちゃんと神社にお参りしていただきたいですよね。
 木彫りの鷽の授与の期間は、天満宮によってまちまちで、今年はすでに、1月2日に、平河天満宮と新井神社北野天神の鷽をいただいています。
 亀戸天神社の鷽は大きさがいろいろあり、懐中サイズも合わせると11種。私のお目当ては1号サイズ、600円のものです。懐中サイズを除けば、一番小さな鷽です。大きいものは数が少なく、早い時間に品切れになってしまうそうですが、小さな鷽ならそういった心配もないでしょう。

f:id:korukun9951:20200126154047j:plain

 というわけで、9時に家を出ました。
 さて、亀戸天神社に着いてみると……ものすごい行列だ~! 木彫りの鷽を求める人の行列は、鳥居をくぐった左手の細い道から九十九折りを繰り返しながら授与所へと向かいます。

f:id:korukun9951:20200126155331j:plain

 じりじりと進む行列。途中、屋台が出ていたので、玉こんにゃくを購入。冷えた体に、熱々でシミシミの玉こんにゃくは、胃袋に沁みました。

f:id:korukun9951:20200126160007j:plain
 並ぶこと1時間半。ようやく鷽が見えるところにたどり着きました。写真は、お返しされた鷽。「鷽替え」の名の通り、本来は古い鷽を返し、新しい鷽に替える行事なのです。

f:id:korukun9951:20200126160335j:plain

 ようやく手に入れた鷽がこちら。かわいい!

f:id:korukun9951:20200126160608j:plain

 鷽をいただくことができて、ひと安心。参拝を済ませました。
 本殿脇には、大きな鷽が置かれていましたよ。

f:id:korukun9951:20200126160851j:plain
 御朱印もいただき、参拝終了。お腹が猛烈に鳴っています。
 この日のお昼は決めていました。『孤独のグルメ』にも登場した菜苑の「純レバ丼」。お店の前には5、6組のお客さんが並んでいて、また並ぶことに! 人気店なんですねー。
 20分ほど並び、店内へ。ドラマを観たときから気になっていた純レバ丼。ついに目の前に現れ、ひと口……甘っ! これはかなり甘い。 いっしょに出されたスープは、レバーからも出汁を取っているのかな? まったく臭みがなくておいしいので、きっと新鮮なレバーをしっかりした処理して使ってるんでしょうねー。

f:id:korukun9951:20200126161943j:plain

 お腹も膨れ、元気を取り戻したところで、もう1社お参りを。亀戸天神社と駅の間に香取神社があります。

f:id:korukun9951:20200126162344j:plain

 勝負やスポーツの神様。境内の玉砂利の中から白い石を見つけて、社務所で販売しているお守り袋に入れておくとご利益があるそうです。
「スポーツの神様」と聞いたため、狛犬の持つ毬が、サッカーボールに見えました。うん、強そう!

f:id:korukun9951:20200126162655j:plain

f:id:korukun9951:20200126163534j:plain

f:id:korukun9951:20200126163602j:plain

f:id:korukun9951:20200126163633j:plain

f:id:korukun9951:20200126163719j:plain
 境内には亀戸大根の碑もありました。駅に向かう道中、升本の前に、実物が置かれていました。升本のマークにも、亀戸大根があしらわれてますよねー。ここのお弁当、大好きです! この次来たときには、ここでお昼をいただきましょう。

f:id:korukun9951:20200126163822j:plain
 この日の神社巡りは、これにて終了。しかし、鷽替え神事は25日が本番。上野の五條天神社と、湯島天神社にお参りします!




















 


豆本棚

 某カルチャースクールでの、夏休み子どもワークショップ用の豆本棚を制作中。豆本と、それを収める本棚を作るワークショップです。

f:id:korukun9951:20200103173620j:plain

 豆本用の本棚を作るだけならわけないのですが、「小学校低学年でも作れるもの」という条件が付くと、考える側にとっては格段に難しくなります。
 材料は厚紙が扱いやすいでしょう。最初、外枠を作り、小箱を三つ作ってはめ込む、という方法を考えました。強度が出ると思ったので、
 しかし、外枠にぴったり収まるように三つの小箱を作るのは、小学生には難易度が高すぎると判断。入れるのが豆本だし、そんなに強度は重視しない、という方向で行くことに。棚板の両端を折り曲げ、外枠に収める作り方で行くことにしました。
 一番上の段は、本の面を見せる形に。これは、見栄えのよさ、本棚に入れる本を少なくすること、上段を軽くすることなどが狙いです。
 本棚の外側には、きれいな紙を貼ることにしたのですが、試作品に使用したのが伊勢丹の包装紙。カルチャースクールから「大人の事情で、パンフレットに載せられない」と言われてしまいました。そこまで考えなかったわー(苦笑)。

f:id:korukun9951:20200103174439j:plain

 柄だけでもそれとわかるのに、本を抜いたら、ばっちり「ISETAN」のロゴが。

f:id:korukun9951:20200103174542j:plain
 作り直しとなったわけですが、おかげで幅広のマスキングテープを使うことを思いつきました。ノリを塗って一発勝負の包装紙よりも、失敗しても剥がすことができるマスキングテープのほうが小学生向きでしょう。「長持ち」という面では、少々難がありますが。

f:id:korukun9951:20200103174849j:plain
 これから、改良をしていくつもりです。子どもたちに楽しんでもらえるといいなー。


人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

初詣 平河天満宮 新井神社北野天神

 1月2日、快晴。絶好の初詣日和です。今年の初詣は、麹町の平河天満宮

f:id:korukun9951:20200103160357j:plain

 ここを選んだのには、訳があります。
 太宰府天満宮に行ったのがきっかけで、木彫りの鷽(うそ)に興味を持ちました。天満宮では「鷽替え神事」というものがあり、そのときに木彫りの鷽が受領されます。1月25日が鷽替え神事という神社が多いようですが、天満宮によってぜんぜん違う日だったり、鷽の頒布がない天満宮もあります。
 で、平河天満宮では「通年鷽が頒布されている」と聞いたので(本当に「通年」かはわかりません!)、初詣もできて鷽も入手できる、ぴったりの神社だったのです。

f:id:korukun9951:20200103162602j:plain

 天満宮と言えば、学問の神様。友人の娘が今年受験生なので、試験で実力が発揮できるように祈願してきました。
 あと、忘れてならないのが「撫で牛」。腰が悪いので腰を撫でてきました。

f:id:korukun9951:20200103163142j:plain
 御朱印は、平河天満宮と平河稲荷神社の2種がいただけます。なので、稲荷神社のお参りもお忘れなく。

f:id:korukun9951:20200103163730j:plain

 木彫りの鷽は700円。巫女さんが神棚に捧げ、鈴を鳴らしてくれたのは嬉しかったなぁ。受領の際のありがたみが増します。
 鷽、御朱印の受領で、ご下賜のお煎餅をいただきました。

f:id:korukun9951:20200103171142j:plain

 おみくじを引くと大吉! 今年はいい出だしだ。

f:id:korukun9951:20200103164112j:plain


 もう1社、西武新宿線新井薬師前で下車し、新井天神北野神社へ。

f:id:korukun9951:20200103164512j:plain
 こちらの神社も、1月1日~25日まで、木彫りの鷽の頒布があります。
 平河天満宮はオフィス街にあるので空いていましたが、こちらはお隣が新井薬師ということもあり、なかなかの人出。参拝するのに10分ほど並びました。
 ちょっと残念なことに(と言うと失礼ですが)、参拝したのは境内社大鳥神社。北の神社お社は老朽化のため建て替え中で、すっかり更地になっていました。で、一時的に大鳥神社にお移りいただいている状態だったのです。

f:id:korukun9951:20200103165858j:plain

 こちらの神社の鷽は、大・中・小と懐中鷽の4種。私は小(1000円)を受領しました。もちろん、御朱印も。

f:id:korukun9951:20200103170312j:plain
 新井薬師もお参りしようかと思ったのですが、あまりの行列に尻込みし、また次の機会にすることに。

 今回、我が家に来た鷽です。

f:id:korukun9951:20200103171318j:plain
 新井天神の鷽には、底に印が押してあります。

f:id:korukun9951:20200103171500j:plain

 我が家の鷽も、だいぶ賑やかになってきましたよ~。

f:id:korukun9951:20200103171649j:plain
 小さい鷽たちは、大宰府の菓子処・梅園の「うその餅」に入っていたものでーす。
 今年は、湯島天神亀戸天神、五条天神社も参拝しようと思っています。あと、11月3日に、国立市の谷保天神。


人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

あけましておめでとうございます

 今年の年賀状です。

f:id:korukun9951:20200103152647j:plain

 このパターンの年賀状を毎年書き続け、干支を2周以上しております。
 昨年は喪中のため年賀状は書きませんでしたが、じつは喪中ハガキでもやっております。

f:id:korukun9951:20200103153520j:plain

 こんなことを長く続けておりましたら、クロスワード誌の仕事が舞い込んできました。株式会社ワークスさん発行の「アロー&スケルトン館」「カナナンクロ館」に、問題を書いております。

f:id:korukun9951:20200103154225j:plain「おはなし迷路」と「ボナンザ」を担当しました。
 これまでパズル誌を手に取ることがなかったのですが、奥が深いものですね。他の方が書いた問題を見て、しきりと感心しています。いったいどうやって原稿を書いているのか、見当もつかない問題も。
 物語を書くときと、脳の違う部分を使うらしく、書き上げると頭がクラクラしますね。でも、私との相性はいいようです。

 話は年賀状に戻ります。

「てんつくてんてん」で始まる年賀状、前にも書いた気がして、振り返ってみました。
 やっぱり、やってますねー。申年の出だしも「てんつくてんてん」でした(汗)。

f:id:korukun9951:20200103155102j:plain

 そんな私ですが、本年もよろしくお願いいたします。

人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

世田谷アートフリマvol.32

 9月21日・22日、三軒茶屋キャロットタワー3~5階で開催された「世田谷アートフリマ」で、豆本ワークショップを開きました。
 台風接近で天気が危ぶまれたのですが、2日ともなんとか雨に降られずにすみました。

f:id:korukun9951:20190926105423j:plain
 天気を心配して、お客さんは少ないんじゃないかと思いましたが、始まってみれば、いつも以上にたくさんのお客さんが来てくださいました。
 1日目が30名、2日目が24名のお客さんが、豆本作りを楽しんでくれました。
 今回は圧倒的に、子どものお客さんが多かったなぁ。小学1年生以下の子も、お母さん、お父さんといっしょに作っていました。

f:id:korukun9951:20190926110022j:plain

 子どもの作業を見守り、手を出したいけどグッとこらえているお父さんの手に注目!
 だっこひもで小さな子を抱え、幼稚園児と参加したお父さんもいました。切る作業は、どうしてもお父さんの仕事。しかし、前かがみになると抱えている子がぐずる。お父さん、結局、立って作業していました(微笑)。

 今回勉強になったのは、のりについてです。
 誰でも簡単に作れるよう、スティックのりを使っていますが、今回会場が用意してくれたのは、なんと「はがせるのり」でした。これは、とりあえずのメモを貼りつけたりするのに使うもので、工作向きではありません。
 以前にも別の会場で同様のことがあったので、のりのチェックは必ずするようにしています。予備ののりも持参していたので、お客さんに誤って使わせてしまうことはありませんでした。
 2日目、会場にのりを交換してもらったのですが、こちらは初体験! 植物由来のスティックのりです。子どもでも安心して使えるという大きなメリットがある一方、柔らくて、使いこなすにはそこそこの器用さが求められます。豆本作りにはやはり不向きのようです。本がベタベタになってしまう危険性がありますなぁ。

f:id:korukun9951:20190926110658j:plain
 結局今回は、持参したのりを使用しました。100円ショップの安いやつが、私のワークショップには向いてるようで(笑)。

 残念なことがひとつ。
 完成品を忘れていった子がいまーす! 手が空いたときに、会場を見て回ったのですが、見当たりませんでした(泣)。事務所に預けてあるので、お心当たりの方は、キャロットタワーの「生活工房」にお問い合わせください!

f:id:korukun9951:20190926111721j:plain
 ワークショップコーナーでは、豆本の販売も行っており、ここを見ているうちに、作った豆本を置いて行ってしまったようです。

f:id:korukun9951:20190926111934j:plain


 1日目、30名のお客さんに来ていただき、心地よい疲れと共に向かったのは、松陰神社前駅近くの「good sleep baker (グッドスリープベーカー)」。パンをおつまみに、クラフトビールを飲めるお店です。以前、テレビ番組『セブンルール』で紹介されているのを見て、一度行ってみたいと思っていたお店。開店は18時から!
「本日のパン」と「ジャマイカの夜」というビールをいただきました。ビールの苦みが、きのこのパンと相性がよく、まさにグッドスリープできそう。楽しいひとときでした。

f:id:korukun9951:20190926112812j:plain


 2日目終了後は、銭湯で汗を流しました。
 検索したところ、三軒茶屋駅のすぐ近くに銭湯がある模様。スマホの地図を頼りに探すと、なるほど、煙突が見えます。「入口はこっちかな?」と回り込むのですが……あれ? 入口がない? くるくる回り、「ここ、入っていいのかな?」という細い路地を入ったら、いきなり入口にたどり着きました。
 小さな銭湯ですが、気持ちよかった~!

f:id:korukun9951:20190926113216j:plain

 というわけで、かなり充実した2日間でした!

おまけ
 お世話になっているギャラリー・世田谷233で、ウルトラホークのジオラマと出会う。
 おおーっ! かっこいい!

f:id:korukun9951:20190926113450j:plain



人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

池袋コミュニティ・カレッジ 夏休みこども講座 2019

 7月30日。今年も池袋コミュニティ・カレッジにおきまして、豆本講座を開きました。夏休みの自由研究対策も兼ねている、小学生向きのワークショップです。

f:id:korukun9951:20190804181758j:plain

 まずは4コママンガを使った、めくってもめくっても終わらない、不思議なカード作り。簡単な工作で作れる、正方形のカードですが、中央に境目があり、そこを開くと次のページが現れる仕組み。全部で4ページですが、4ページめをめくると、最初のページに戻る仕掛けになっています。
 この仕掛けを利用して、しりとりで4コママンガを作ろうとした子が2名いました。
 しかし、4コマで巡るしりとりを考えるのって、難しいんですよ。例えば「ねこ→こま→まぐろ」と3コマめまでは順調に進むものの、問題は4コマめ。「ろ」で始まり「ね」で終わる単語が思いつかない。これは語彙豊富な大人でも、なかなか難しいんですよねー。「リンゴ→ゴリラ→ラッパ→パリ」みたいに、いくつか完成形を示すことはできますが、それでは子どもの「考える」「悩む」といった素敵な時間を奪うことになります。うまく思いついたら、不思議なカード大成功となるので、がんばってほしい!

 その後は豆本を作り。蛇腹折りの豆本を作ります。
 最初の1冊は、こちらで用意した、絵も文も入ったテキストを使って、作り方を学んでもらいます。
 続いて、コルク人形の写真のみプリントされたテキストを渡します。写真を見ながら、オリジナルのストーリーを考えてもらい、絵を描き足し、セミ・オリジナルの豆本を作ってもらいます。

f:id:korukun9951:20190804181556j:plain
 そしてお土産として、白紙のテキストを渡します。絵もストーリーも自分で考え、完全オリジナルの豆本として、学校に提出してもらおうという寸法です。
 ですが「完成しても地味」という声が、コミュニティ・カレッジ側からあがりました。確かに、3cm四方の豆本を1冊ポンと出しても、中身がよかったとしても、見栄えはしませんよね。
 そこで今回「豆本の見せ方」も提案しました。
 お菓子の箱を使って「お菓子箱図書室」という見せ方です。
 こちらはプリングルスの箱を使いました。見た目はプリングルスそのままです。

f:id:korukun9951:20190804185642j:plain
 でも、これを開くと……

f:id:korukun9951:20190804185904j:plain

 豆本の面を見せる置き方の本棚と、コルク人形が座る椅子が設置されています。本棚はチョコボール、椅子はアポロチョコの箱ですね。棚の透明な部分は、スーパーで売られているお弁当のフタを利用しました。壁紙はマスキングテープ。コルク人形も、簡単に作れる方法を模索中です。

 こちらは、きのこの山の箱で作っています。

f:id:korukun9951:20190804190156j:plain

 開くと、こう。

f:id:korukun9951:20190804190300j:plain
 壁紙には、100円ショップで購入した折り紙を使用。『リサとガスパール』の額絵は、チョコパイのもの。机はなんだったかなー? いちご味のチョコです。 で、椅子はマーブルチョコ。
 こんな感じで提出したら、見栄えもするんじゃないでしょうか? 豆本はいっぱい作らなくちゃならないけどねー。

 この提案は、コミュニティ・カレッジのスタッフだけではなく、子どもたちとそのお母さんたちにも好評でした。
 見本に群がる子どもたちのバックショット。

f:id:korukun9951:20190804191053j:plain
 そうそう、コルクンも、ちゃんと働いてましたよ~!

f:id:korukun9951:20190804192107j:plain

 


人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村