続・どんぐりも背くらべ

童話作家・九十九耕一のブログ

所澤神明社

 勤め先で「お酒、好き?」と聞かれたので「はい」と答え、いただいたのがこちら。

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 えーと、御神酒ですね(笑)
「お正月のお酒」と言ってましたが、神棚にちゃんとお供えしたかも怪しいところです。でも、神社に興味を持っている私のところに巡ってきたのは、ちょっとうれしいですね。
 埼玉県日高市にある「長澤酒造」の「君が旗」というお酒だそうで……。なんか、いい名前とは思えません。ずいぶんと右寄りな名前かと。
 それはともかく、神社のお酒ですから、やはりこの神社にご挨拶してからいただきたい。幸い、我が家から所澤神明社は、そう遠くありません。

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 木の鳥居が、いい雰囲気を醸し出しています。
 この神社は、大和武尊が東夷征伐の際に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀ったのが始まりだそうです。御祭神は天照大御神、倉稲魂之命(うかのみたまのみこと)、大物主之命(おおものぬしのみこと)。
 石段を上り、左手に手水舎があります。

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 こちらが拝殿。

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拝殿に向かって左側に、境内社があります。雷電社、五龍神社、蔵殿神社、八雲神社、稲荷社、戸隠神社疱瘡神社、天神社、大国主神社など。

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 拝殿向かって右手には、鳥船神社があります。御祭神は鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)。別名を別天鳥船紙神(あめのとりふねのかみ)というそうです。神様が乗る船の名前でもあります。航空公園にも近いので、ここに祀られたようです。

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 鳥船神社の脇には、願い事を書いた折り紙で鶴を折り、納める箱も設置されています。
 その隣には招魂社があります。

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 社務所では「所澤神明社」と「鳥船神社」の、ふたつの御朱印をいただけます。そうとは知らず、持って来た御朱印帳は、あとひとつでいっぱいになるもの(汗)。裏面も使えばいいのでしょうが、そうはしたくなかったので、今回は所澤神明社御朱印だけいただきました。鳥船神社のことは知らずに来たわけですし、参拝はできるだけ「ついでに」ということはしたくないという気持ちもありましたし。近くでもあるし、また日を改めて参拝することにしました。

 石段を降りるときに、神社猫発見! ここで暮らしている猫のようです。カメラ目線、いただきました!

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 石段を下りる途中に、倉殿神社があります。
 あと、人形殿。ここは人形供養もしてくれる神社なのです。

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 ご挨拶も終えたので、さっそく今晩、御神酒をいただきまーす。


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コルクンの豆まき(?)

 2月3日は節分。みなさん、豆まきはしましたか?
 我が家でも炒り豆を升に入れ、準備を整えました。コルクンたちも鬼のお面をつけて、やる気満々。

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 あっ! まく前に食べちゃダメでしょ!
 うーん、豆まきの説明はしたんですけどねぇ……。
 じゃあ、せめてお豆を食べるルールを。お豆は、歳の数だけ食べるんですよ。青鬼くんは何歳? え? 200歳? 赤鬼くんは? 250歳?
 ……うそつけ! 豆をいっぱい食べたいだけでしょ!


 撮影裏話。

 炒り豆をひと袋買ってきたのですが、升に入れてみると、ちょっと少なかった(^_^;)
 というわけで、嵩増し作戦。お豆を食べ進めていくと……。

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 さて、これはなんでしょう?
 さらに食べ進めます。

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 スライムがあらわれた!
 サイズがちょうどよかったもので(^_^;)


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ムーミン豆本 82円切手編

 ムーミン切手のチラシで、かわいい豆本を作ります。今回は82円切手編でーす!

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 まず、チラシ右側の切手の絵を切り取ります。今回は右上の「MOOMIN Letter」という文字部分も使うので、この幅が基準幅となります。
 切手右側部分はのりしろにも使うので、ちょっと残しておきます。……と言っても、あんまり余裕がないなぁ。

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 切手部分をすべて切り取ります。「MOOMIN Letter」と、発行年が書かれているスティンキーの部分も、見返しに使います。
「どういう順番にしようかな~」と考えながら絵を並べるのは、ちょっと楽しいですねー。

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 絵を貼り合わせ、帯状にします。のりしろが少ないので、貼ってもすぐはがれちゃう場合は、貼り合わせ部分の裏からあて紙を貼ってくださいね。
 できたら蛇腹に折ります。
 見返し部分ですが、ちょっと長さが足らないので、チラシの余っている部分を貼り足しました。ビラビラしている部分が貼り足したところです。

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 蛇腹に折ったものを束ねたら、背にボンドを塗り、あて紙を貼ります。

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 次は表紙を作ります。チラシ左側の、ムーミンとリトルミィを、貼り合わせて使います。
 ちょっとかわいそうですが、ムーミンとリトルミィを南斗水鳥拳します。
 このときの幅は、本体よりちょっとだけ長くしましょう。上下1mmくらい長くすればOK。あと、小口部分も1mmほどゆとりを持たせましょう。

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 背の部分はそのままでいいのですが、表紙と裏表紙には少し強度を持たせたいです。なので、チラシの余っている部分を貼り足すなどして、補強します。えーと、そういった写真、撮り忘れちゃいました(汗)。 「62円切手編」をご参照ください!

ムーミン豆本 62円切手編 - 続・どんぐりも背くらべ

 そんなこんなで、表紙と本体を合体。貼り合わせる際、本体の背にはボンドを塗りません。開いたときに、表紙の背と本体の間に空間ができるようにしています。
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 これで完成なのですが、余力のあるかたは、箱作りにもチャレンジしてください。

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 はい、ここからは箱作りです。チラシ中央の「MOOMIN」の文字を使います。
 62円切手のときと同じく、この文字がすべて見えるように箱を作ると、本体よりもずいぶん大きくなって、不格好になってしまいます。そこで今回も、上げ底方式で作っていきます。
 まずは内箱作り。チラシ裏側の白黒プリントが内側になるように作りましょう。
 スナフキンとスニフがカッターの刃を逃れていたので、彼らを内側に使います。
 本体とピッタリの大きさにしてしまうと本が出しづらくなるので、ちょっと大きめに作ってくださいね。

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 内箱の大きさに合わせて、外箱を作ります。「MOOMIN」の文字を活かすと、展開図はこんな感じです。

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 内箱を包み込むように貼り合わせれば完成。

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 62円切手の豆本と並べてみました。82円切手のほうが、ひと回り小さくなってます。

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 お手許にムーミン切手のチラシがあったら、挑戦してみてくださーい。

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こぢんまり豆本ワークショップ

 ファレスで童話仲間に豆本作りに挑戦してもらいました。
 今回は折り豆本からの、ドールハウスサイズ豆本のフルコース!

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 2冊続けての作製で、たいへんだったのではないでしょうか? おつかれさまでした!

 隣で中学生らしき女の子たちが勉強していたのですが、ちらちらとワークショップをのぞいていました。勉強、はかどらなかったのでは?
 でも、興味を持ってもらうのは嬉しいことです。見本として作った豆本をプレゼントしてあげました。はにかみながら喜んでくれました~。

 私も童話仲間から思いがけずプレゼントをいただきました。ごらんください! かわいいケーキ!
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 あ、コルクン、それ、布製で食べられないからね。

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 芯にペットボトルのキャップを使っているそうです。なるほどー。そういう使い方もあるんですね。
 箱も手作り!

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 お煎餅もいただいてしまいました。包み紙がかわいかったので、そのまま捨ててしまうのはもったいない。
 というわけで、封筒にしてみました。かわいいでしょ?

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 ひと仕事したら、小腹がすきましたね。さっそくお煎餅をいただきましょう。
 あ、コルクン、もう食べてる……。

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ムーミン豆本 62円切手編

 先日、ムーミンの切手が発売されました。とってもかわいい切手です!
 発売前、この切手のチラシが郵便局に置かれていました。小さな絵が並んでいると、豆本にしたくなる!
 というわけで、作っちゃいました。今回は62円切手バージョンの作り方をご紹介します。思いつきで作り始めたので、照明が足らず、なんとなくぼやけた写真になっているのはお許しください!

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 まず、切手の部分を切り取ります。のりしろとして使うかもしれないので、右端、左端の水色花柄の部分は残しておきます。

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 続いて、どういう順番に並べるかを決めましょう。
「パパとママは見開きになってるほうがいいよね」とか「ムーミンの裏は、親友のスナフキン。で、スナフキンと見開きになるのは、異父兄弟のリトルミィでしょう」なんて考えながら順番を決めるのは、楽しい作業ですよ~。
 順番が決まったら、長く貼り合わせていきます。のりしろが右側にあるページと、左側にあるページがあるので、「のりしろがない!」という場合や、「のりしろがふたつある!」なんて場合もあります。臨機応変。ないときは裏に台紙を貼り、だぶっているときは片方を切っちゃいましょう。
 表紙側の見返しにあたるページですが、「MOOMIN For You」と書かれている部分を使いました。長さが足らないので、QRコードの部分を貼り足して使いました。下の写真ではちょっとわかりづらいですが、あとでわかりやすい写真が出てきまーす。
 ちなみに裏表紙側の見返しはスティンキー。

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 貼り合わせたら、蛇腹に折っていきます。
 しっかり折り目をつけ、背側にボンドを塗り、あて紙を貼ります。これで本体のできあがり。もう本の形をしていますね。

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 本にはやっぱり表紙がなくちゃ!
 チラシ左側の、ムーミンスナフキンのバックショットを表紙に使います。本体より少し幅広に切り取ります。
 切り取ったら、本体に合わせて、背の部分に折り目をつけます。左右の端も折るのですが、本体よりちょっとだけゆとりを取ったほうがいいでしょう。
 下の写真、表紙が本体より少し大きいのがわかるかな?

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 表紙、裏表紙は紙を二重にして、少し丈夫に作りたい。それには折り返した部分が足りません。チラシ左側の、赤丸で囲んだ部分を、ちょうどいい大きさに切って貼り足しました。

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 本体と表紙を合体させれば、できあがり。背にはボンドを塗らず、開くと、背表紙と本体の背の間に空間ができるようにしたほうが、長持ちしますよ。
 下の写真に表紙側の見返し部分が写っていますね。「MOOMIN For You」とQRコードを貼り合わせているのがわかると思います。

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「これで完成」としてもいいんですけど、チラシにはまだまだ余っている部分があるでしょう?「えーい! 箱も作っちゃえ!」って気分になりますよねぇ?
 というわけで、次は箱作りです。
「MOOMIN」と書かれている部分で箱を作りたい。しかし、できあがった豆本と合わせてみると、「MOOMIN」の文字のほうが長いんですよ。文字を削るか、本が箱の奥に入っちゃう格好悪さに目をつぶるか……。いや! 解決策はある! 
 消費者にとっては、マイナスなイメージのある言葉。しかし、見栄えをよくするというプラスの面も持っている方法。それは「上げ底」だ!
 今回は上げ底作戦でいきます。
 まず、大きく「ムーミン」と書かれた部分で内箱を作ります。この箱は見えなくなってしまうので、「MOOMIN」以外の部分なら、どこを使ってもかまいません。でもねー、やっぱりちょっとだけ、こだわっちゃうんですよねー。
 チラシ裏側には白黒で切手部分がプリントされています。これまでの作業で、うまいこと切れずに残っている絵がいくつかありまして。ひとつは「ムーミン」の裏にある、スノークのおじょうさん。そして、私の好きなトゥーティッキも残っていたので、この絵が内箱の内側になるように切り貼りして箱を作りました。本を抜いて覗かないと見えないですけど。

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 内箱の大きさを元に、外箱を「MOOMIN」で作ります。こんな具合に折れ目、切り込みが入りました。

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 内箱を包むように貼りつけていきます。背の部分、上げ底になっているの、わかります?

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 外箱、こんな感じになりました~!

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 上げ底してあるので、本と比べると、だいぶ大きさが違うでしょう? これで奥まで本が入っちゃってたら、ちょっと格好悪いですよねぇ。

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 箱もできて、今度こそ完成! ムーミン、かわいいねー!

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 今回は62円切手のチラシで豆本を作りましたが、手許には82円切手のチラシもあります。ムーミン豆本第2弾、またアップしまーす!「近日」かどうかは、ノーコメントで。

 


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ちょっとうれしいお知らせ

 友人からの手紙には、1枚のプリントが添えられていました。
「娘の通う小学校では、ボランティアの方々による読み聞かせがあるんだけど、あなたのお話も、6年3組で読まれてましたよ~」

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 うれしいなぁ(*^_^*)



あけましておめでとうございます

 新年、あけましておめでとうございます。
 今年の年賀状、こんな感じでーす。

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 お伊勢参りに行った際に購入した「おかげ犬」の置物を載せてみました。
 ちなみに私、今年は年男でございます。

 本年もよろしくお願いいたします。